中村です。
4年目の今年も無事に終えることができました。お客さん、社員のみなさん、関わってくれた皆さんに感謝です。
PR的な内容はこちらから。
ふりかえりスライドです。
お客さん関係はまだ固まってないので、年明けに書き足そうと思います。今回は概要と社内について。
概要
ふりかえってみると、1年ではありますが、コロナ前とコロナ後で2つの違う時間を過ごしていたように感じます。
ただ、お客さんは予算で動いているので、いくつかの展示案件の納期が延びた以外で業務に関する影響はそれほどありませんでした。下期はコロナ禍特有の問い合わせが増えてきたこと、来期の予算編成などから、来年は腰を据えて取り組む必要があると感じています。
デバイスから見るとHoloLens 2は引き続きの取り組み。いままでと変わったこととして、社内的には1社ごとじっくり年間を通して取り組むこと、お客さんの内製のための支援が増えてきました。社外的にはデプロイフェーズに移った事例を含め、潮目が変わったように感じます。具体的には良い意味でHoloLensが中心ではなくなり、実業務にどのように取り入れるかという視点での取り組みを行うお客さんが増えたように感じます。
この辺りはXR Kaigi 2020やMR Dev Ddays Japanの基調講演をご覧ください。
そのようなフェーズの変化から社内の課題(というか、次のステップへの成長点)が見えてきたので、来年はいままで以上に成長できると感じています。
Magic Leap 1に関してはdocomoさんがかなり積極的に取り組みを行っていることもあり、社内でもかなりの比重を占めるようになってきました。どこまで行くのは見えないということはありますが、社内でもノウハウがたまってきているので、このまま進んでくれると嬉しいです。
NrealLightも2020年12月にコンシューマー版が発売され、お客さんの興味も高まっています。すでに案件も走っており、HoloLensやMagic Leapとはまた違ったシナリオでの活用も広がっていけばいいなと思います。
社内的にはPM、バックオフィス、経営企画など開発職以外の採用を重点的に行いました。これによって、会社の数字部分、機材やソフトウェアなどの管理が整ってきました。色々な意味で会社っぽくなってきた状況です。とはいえ、ホロラボの良い部分をなくさないように気にしながら体制、制度づくりを行っています。
来年は再度開発メンバーの拡充を予定しています。HoloLensやMagic Leap、NrealLigthなどのデバイス系はもちろん、AR KitやARCoreのスマホAR、クラウド連携のためのWeb技術を持った開発者の方とご一緒できればと思います。
ちなみに、2020年4月以降はフルリモートにしたので、採用から地域の枠を外しました。東京以外に住みながら一緒に働いている方も増えてきているので、地元にいながらご一緒いただける方もぜひ。
社内
売上
売上については、前年比で160%となっています。コロナ禍による不安定さと仕事の量から、結構な業務負荷になっていたと思います。また、開発メンバー以外の拡充により利益面の伸びが今一つでした。このあたりが来年の改善事項になります。
社員人数推移
社員推移については、前年時で3人となっています(が実際には5人増えてるはずで、2019年の計算が間違ってる気がします...)。
実際には業務委託でご一緒している方もいるので人数的にはもう少し多いです。
社員ロール
(ロールについても去年と違ってきているのですが、たぶん今年が正だと思います。去年自分は何を計算してたのだろうか...)
PM、経営企画、バックオフィスの拡充により、社内のことはお任せできるようになり、PMが増えてより多くのお客さんとのやりとりができるようになりました。
それでもまだあふれている状況ではあります。とはいえ、お客さんからの要求も高度化、広範囲化しているので、業務的にも採用的にもなかなか難しいという状況でもあります。
まとめ
業界的にゆるやかながらも確実に進んでいる状況ですので、引き続き成長しながら取り組んでいきたいと思います。
去年のふりかえり
2019年のふりかえりはこちら