ブログ@HoloLabInc

株式会社ホロラボのブログです

Unity AwardsのIndustry部門Best Embedded System Projectで準優勝を受賞

西松建設株式会社様との共同研究プロジェクト「XRを活用したドローン作業支援と空撮映像への3Dモデル重畳技術」が第16回 Unity AwardsのIndustry 部門 Best Embedded System Project で準優勝を受賞しました。

Unity Awardsについて

Unity Awards は、クリエイターのコミュニティが一堂に会し、創造性、影響力、卓越性をグローバルに称えるアワードです。世界中の Unity コミュニティと一緒にノミネートして、Unity クリエイターの優れた功績を称えましょう。(公式サイトより引用)

unity3d.jp

ノミネートされたプロジェクトについて

西松建設株式会社様と共同研究を行った、 GNSS連携したドローンで現場でのマーカー位置合わせを不要にし、空撮映像と3Dモデルをリアルタイムに重畳、ヘッドマウントディスプレイと連携して施工の可視化、ドローンの操縦支援を行なうプロジェクトがノミネートされました。 プロジェクトの詳細については下記プレスリリースを参考ください。 prtimes.jp

日本発のXRまちづくりを世界へ —バルセロナでtorinomeを展示!

Smart City Expo 2024 出展レポート

バルセロナ——市民参加型DXの発祥地としても知られるこの都市で、未来の都市づくりをテーマに世界中の最新技術が集結する「Smart City Expo World Congress 2024」が開催されました。ホロラボは、国土交通省の「PLATEAU」プロジェクトと連携し、日本発のXRデジタルツインプラットフォーム「torinomeを活用したXRまちづくり」を出展しました。

「torinomeを活用したXRまちづくり」が目指すのは、市民が誰でも気軽に参加できる「楽しいまちづくり」を実現すること。今回の出展では、こうした取り組みを世界に発信し、多くの反響を得ることができました。このレポートでは、展示の様子、得られた学び、そしてまちづくりの新しい可能性についてお届けします!

Smart City Expo 2024 とは

Smart City Expo World Congress 2024(SCEWC 2024)とは? Smart City Expo World Congress(SCEWC) は、2011年からスペイン・バルセロナで毎年開催されている、世界最大級のスマートシティ関連イベントです。都市が直面する課題の解決や未来の都市づくりをテーマに、世界中の最新技術やアイデアが一堂に集まります。

開催概要
会期:2024年11月5日(火)~7日(木)
会場:Fira Barcelona Gran Via
主催:Fira Barcelona

公式サイトによると、2024年実績は以下の通りで、世界140カ国以上、800都市以上から企業、自治体、専門家が集まり、都市イノベーションを支える技術やソリューションが発表される場となります。持続可能な都市計画、市民参加型まちづくり、デジタルツインなど、多岐にわたるテーマについて展示やディスカッションが行われます。

来場者数:25,771人
出展者数:1,150団体
登壇者数:632名
セッション数:261

SCEWCは、都市の未来を形作るための最先端の知識とネットワーキングが得られる、まさに「都市イノベーションの祭典」です。

「XRのまちづくり」を世界へ発信する理由

「私たちのまちづくりの楽しさを、世界中の人たちと共有したい!」 これが、ホロラボが「Smart City Expo World Congress (SCEWC) 2024」に出展する理由でした。私たちの「torinomeを活用したXRまちづくり」は、国土交通省が推進する、日本全国の3D都市モデルを整備・オープンデータ化するプロジェクト「PLATEAU」のユースケースの一つで、今年で3年目を迎えます。

Project PLATEU Usecase XR技術を活用した市民参加型まちづくり v3.0 XR デジタルツイン torinome(トライノーム)

PLATEAUの取り組みは、まちづくりの未来を大きく変える可能性を秘めています。その魅力を伝え、海外でも新しい価値を生み出すために、JAPANパビリオンで出展されると聞いた時、その有用性をさらに際立たせる役割を担いたいと、私たちは出展に名乗りを上げました。

JAPANパビリオン内PLATEAUブースはこんな感じでした!

「市民参加型DXの聖地」バルセロナへの挑戦

バルセロナ——その美しい街並みやパエリアの美味しさが有名ですが、実は市民参加型DX(デジタルトランスフォーメーション)の先進地としても注目されています。世界的に有名な「Decidim」(市民参加プラットフォーム)はこの地で生まれ、EU主導で開発された「FIWARE」(オープンデータ連携基盤)もヨーロッパ全体で広がりを見せています。今年度、DecidimやFIWAREと連携し、兵庫県加古川市と共に広い市民参加を促す取り組みを進めている私たちにとって、このバルセロナの地でその事例を紹介する機会は、まさに運命的でエキサイティングな経験となりました。

街のあちこちでDecidimのポスターを見かけました

写真で振り返る Smart City Expo 2024

SCEWCの展示会場で、私たちが「torinome」をどのように紹介したのか、その実際の雰囲気をお伝えします。これから出展を考えている方や、イベントに興味がある方に向けて、来場者の反応や展示ブースの設営、現地での活動内容を写真とともに振り返ります。

世界中から最先端の技術が集結する「Smart City Expo World Congress 2024」の会場。会場内には、スマートシティをテーマにしたブースが所狭しと並び、多くの来場者で賑わっていました。

JAPANパビリオンの様子。国内外問わずたくさんのゲストが日本の取り組みに興味を持って足を運んでくださいました。

特に、PLATEAUブースは体験が途切れないほどの人気で、人だかりができて通行ができないなんてこともしばしば。

やっぱりホロラボ!COO 武仙がAppleのVision Proを被って登壇!異彩を放つプレゼンに海外の来場者も興味津々!

世界の反応は?—バルセロナで感じた手応え

WOWが連続するデモ体験

カードにiPadをかざすと、ARで建物が立体的に浮かび上がり、配置したカードがすぐWeb上のデジタルツインに反映される。この一連のデモに、来場者は「おお!」と楽しそうな反応を見せてくれました。「今、現地に行けば、このデータがそのままARで見られるんですよ」と伝えると、「ホントに!?それは面白い!」と驚きと感心の声が。言葉が通じなくても、XRの直感的な体験がその魅力を一瞬で伝えてくれることを改めて実感しました。

ブース来場者の反応・データ紹介

今回のtorinomeブースには、3日間で合計152人以上の来場者が訪れました。国別の内訳では、開催地スペインからの参加が27人(約18%)で最多、次いで日本が21人(約14%)、ドイツが14人(約9%)、フランスが8人(約5%)、中国が7人(約5%)と続きました。ヨーロッパ各国を中心に、日本やアジアからも幅広い参加があり、国際的な広がりを実感できる結果となりました。都市別に見ると、バルセロナをはじめ、ヘルシンキ、東京、リスボン、ワルシャワなど主要都市からの参加が目立ち、都市間交流の重要性を改めて感じる機会となりました。

来場者の所属組織については、学術機関が33人(約22%)で最多、次いで地元中小企業が28人(約18%)、大手グローバル企業と政府関係者がそれぞれ24人(約16%)と、多様な背景の方々がブースを訪れました。また、担当分野では「スマートシティ」に関連する来場者が36人(約24%)にのぼり、次いでIT・エンジニアリングが25人(約16%)、研究・開発・イノベーションが18人(約12%)、事業開発が16人(約11%)と続きました。こうした来場者が一堂に集まり、技術やイノベーションがもたらすまちづくりの可能性を共有し、具体的なアイデアを議論する場となりました。

「こんなのは見たことない!」日本の技術に寄せられた期待

PLATEAUを活用したtorinomeのXRまちづくりは、来場者に新鮮な驚きと期待を与えました。「こんなのは初めて見た!」といった声が多く、直感的でわかりやすい操作性が高く評価されました。「市民参加のまちづくりの議論にとても有用だね」という具体的な意見も寄せられ、まちづくりの可能性を実感しました。

また、PLATEAUについては「自分の国でもこういうプロジェクトをやってほしい!」という学生の声や、「日本がうらやましい!」といった感想が聞かれ、国主導で3D都市モデルを公開する取り組みが国際的にも注目を集めていることを感じました。

PLATEAUとtorinomeの組み合わせは、市民参加を促進し、都市計画に新たな可能性をもたらすツールとして、国境を越えても効果を発揮できると感じました。今回の展示を通じて、未来のまちづくりを支える選択肢を示すことができたと思います。

異分野への挑戦と広がるつながり

ホロラボとしての海外出展は今回が2回目。昨年の「AWE 2023」はXR業界の展示会で、業界の仲間や専門家が多く集まるいわば「ホーム」でした。技術を共有し、XRの未来について語り合える場で、私たちにとってもなじみ深い環境でした。

一方で、今回の「Smart City Expo 2024」はスマートシティ分野の展示会。ホロラボにとっては「XRを活用したまちづくり」という異分野への挑戦であり、準備段階では「場違いではないか」と少し不安に感じる部分もありました。しかし、PLATEAUブースを中心にさまざまなコラボレーションが生まれ、その不安は次第に解消されていきました。

PLATEAUブースには、PLATEAU ViewやRe:Earthなど、PLATEAUの基盤を支える技術を提供するEukaryaさんや、3Dプリンタで作成した駒を使い、直感的にまちづくりのワークショップを実現する「Tangible Interface XR」を開発しているインフォ・ラウンジさんと山手総合計画研究所さんが参加していました。企業やプロジェクトの垣根を越え、「PLATEAUファミリー」として現地で素晴らしいコラボレーションが実現しました。

さらに、これは当日知って驚いたのですが、3次元人流プロジェクトでご協力いただいている東急不動産さんや、MaaS事業でコラボレーションしている名護市さんもブースを出展されており、現地でtorinomeを活用した取り組みをご紹介いただいていました。

「異分野への挑戦」と感じていたスマートシティ分野の展示会も、ふたを開けてみれば、PLATEAUファミリーや多くのパートナーのみなさまのおかげで、居心地の良いホームのような場となりました。この場での新たな出会いや広がるつながりは、ホロラボの次の挑戦に向けて大きな力になったと感じています。

番外編 ~ 現地でtorinomeを使って観光してみた!!  by武仙

せっかくtorinomeをPRしにバルセロナに行ったので、観光にも使ってみないと!ということで、torinomeを使ったバルセロナ観光の成果(?)をご紹介します。

まず、こちらのtorinome Web のページにアクセスしてみてください。ちょっとぼんやりした画面が出てくるかもしれませんが、それは現地の地表データが非表示になっているためです。左側の地図アイコンから「Google Photorealistic 3D Tiles」のトグルスイッチをオンにすると……美しいバルセロナの街並みがニョキニョキと現れます!

さらに、torinome Webと連携するiPad用アプリ「torinome AR」には、GPSを強化したVPS機能が搭載されています。この機能を使えば、位置情報付きの写真や動画を撮影して、torinome Webにアップロード可能。今回、現地の周遊ツアーバスに乗りながら撮影を行ってみたところ、行ったルートに沿って写真が並び、「どこで何を見たのか」が一目でわかる素敵な記録が完成しました。

また、現地でスキャンした3Dデータも配置可能です。モンジュイックの丘で海を眺めるすまのべ!のお二人が何回このデータに登場するか数えてみてください!

torinomeを使えば、体験の記憶をテキストや画像、動画、そして3Dモデルとしてデジタルツインに配置する、新しい観光の楽しみ方が実現します。未来の観光を少しだけ先取りしてみた、そんな体験レポートでした!

XRがつなぐ世界共通のまちづくり

今回の「Smart City Expo 2024」への出展は、ホロラボにとって海外市場での可能性を探る貴重な機会となりました。国や地域を超えて、まちづくりにおける課題が驚くほど共通していることを改めて実感しました。地域の声を反映した計画づくりや市民参加の促進といったテーマは、多くの場所で共有されており、それに応えるための取り組みが求められています。

「torinomeのXRまちづくり」は、こうした共通の課題に対し、言語を介さず直感的に体験を共有できるXRの特性を活かして取り組むツールです。そのため、国境や文化の壁を超え、幅広い地域で活用される可能性を感じています。展示会を通じて得られた反応やフィードバックは、こうした広がりを実現するための大きなヒントとなりました。

私たちは、XRを通じて「WOW」を世界に届け、「楽しいまちづくり」の未来を広げていきたいと考えています。PLATEAUと共に歩みを進めながら、この挑戦が国際的な課題解決への一助となることを願っています。これからも国内外での経験を重ね、新たな価値を創造し続けていきます。

(文章:田野、加茂、武仙)

ホロラボの新たなステージに向けて

ホロラボ Advent Calendar 2024の25日目、最後はCEOの中村から、これからのホロラボや業界、事業についてまとめていきます。

adventar.org

ここまでのふりかえり

これまでの記事を見ていただくと、MISSIONとVALUE、組織や人事、新しい事業、上場への取り組みのような、いままであまり外に出してなかったホロラボの状況をテーマにした記事も多く入っているかと思います。 ソフトウェアやデバイスの開発技術の探究、お客様との関わり方などは今までと大きな違いはないですが、日々環境は変わっていくので、それに合わせて徐々に変化をしています。

せっかく経営メンバーで書くのであれば、普段出していない内容を書いていくのが良いだろうと考えていましたし、こういった内容はきっかけがないとなかなか書く機会もないですね。

MISSIONとVALUE、組織、人事は12月の期初から施行になり、これらが足並みを揃えて開始されることで、良い方向に向かっていくと感じています。MISSIONとして会社の目的、方向性が定義され、そこに至るための行動指針がVALUEとして決まり、体勢が組織として、個人の能力・行動・成果は人事考課によって定義されました。いままではフワッとした環境の中で進んでいましたが、これからは定義されたものを物差しとして測りながら進めていくことができるようになります。少人数であれば、従来のやり方でも問題なく回っていたと思いますが、人数が増え、役割が増えると指標が外にあった方がわかりやすいのかもしれません。次の一年で運用してみて、またふりかえりができればと考えています。

これら内部環境に加えて、2024年は外部環境も大きく変わった一年でした。創業のきっかけとなったMicrosoft HoloLensの終売を始めするMicrosoft環境の変化、Meta Questの躍進とAppleのVision Proによる参入、12月には満を持してGoogleがAndroid XRで何度目かの参入となりました。

ホロラボの新たなステージ

2024年12月より、新しいMISSIONを全社で実現すべく、新しいスタートを切りました。

期が変わって初めてのAllHands(全社ミーティング)で「5年後10年後に今をふりかえると、大きな転換点になっている」と社内に伝えました。この時点でさまざまな変化が重なり、それは何らかの意味を持っていると感じたためです。

前述の通り、ホロラボからの視点ではMISSIONの改定や組織の変更といった内部環境の変化と、Microsoft環境の変化とMicrosoft HoloLensの終売、 Metaに対するAppleやGoogleといった別のBigTechの参入といった外部環境の変化が重なった2024年になります。2023年ごろからの流れとしてあったのもの、これらが重なって次の変化を迎えられたことは、とてもタイミングが良いと感じています。

それから3週間ほど経ち、年末に向けて各社から新しい技術について大きな発表が相次ぎました。これによって、また環境は変化しますが、自分の中での転換点という位置付けはより確信に変わりました。

今後数年かけてXRデバイスは、新しいコンピューターの形として少しずつ自分達の生活の中に入ってきて、いつの間にか普通に使っている状況になっていきます。

目の前に情報が表示され続ける。という環境は人類がこれまで経験したことがない体験のため、普及には時間がかかっていると考えています。しかし、3次元データの普及により3次元での閲覧環境への期待や、マルチモーダルAIの躍進よる利便性の向上といった変化、ハードウェアの進化によって、業務や日常生活でのビューアーや生活をより便利にするハードウェアとして人々に受け入れられていくのだと思います。

そのような世界の中では、日常生活の中でXRデバイスを装着し、現場やオフィスなどさまざまな業務の中での活用される世界が普通になるでしょう。

その裏にはバックエンド技術があり、データがあり、事業の中核を成していきます。mixpaceやtorinomeではWebサービスとXRデバイスアプリケーションを提供することで多くの方により安価に利用環境を提供しており、BIMデータとBI, AIを組み合わせるWebシステムの開発も行ってきました。

事業とそれに関わるデータ、そこから各種システムやBI、AIに繋げることで価値を発揮、さらにデバイスで現場までデータを受け渡すことで、データの一貫した活用が可能になります。

その中でホロラボは今まで積み上げてきた技術と経験と実績を持って、多くのお客様の業務の支援をしていく会社になります。

ホロラボと一緒に新しい世界を創りませんか

同じような未来を想像しているお客様は、ぜひその未来を実現する伴走者としてホロラボにご相談いただければと思います。

こちらのお問い合わせフォーム、または日々連携しているホロラボのメンバーまでお問い合わせください。

hololab.co.jp

具体的な内容がなくても大丈夫です。

この技術に魅力を感じ、未来に期待している方であれば、一緒に創り上げることができます。

いまはまだ傍流の技術ですが、数年後には本流になっていくと考えています。その日に向けていまから準備を始めましょう。

ホロラボの一員として新しい世界を創りませんか

ホロラボの一員として一緒に新しい世界を創りたい方はこちらからお問い合わせください。

hololab.co.jp

今時点では、エンタープライズセールス、プロジェクトマネージャー、XRアプリケーションエンジニアの募集を行っております。

エンタープライズセールスは、来るべき日常的にXRデバイスをつけて生活する未来に向けて、これまでご一緒する機会を頂いた多くのホロラボのお客様に、より広く深い関係性を築いていく役割になります。

プロジェクトマネージャーは一つ一つの取り組みをお客様やホロラボのエンジニアと会話しながら組み立て実現する役割です。お客様からの依頼を適切な方法で実現できるようにエンジニアとタッグを組みながら進めます。

状況は日々変わっていくので、いま時点でちょうど合う役割がなくても、将来のどこかでご一緒する可能性はあると思います。実際に、今のホロラボにいるメンバーの中にも、自分が10年以上前に知り合った方、ホロラボに入り一度退職したのち再度戻ってきた方など、時間を置いて一緒に働くことが多くあります。

まずはお互いに接点を作り、タイミングが合った時に一緒に働くことができるとお互いにとって良い状況になると考えています。

まとめ

ホロラボ Advent Calendar 2024として、ホロラボの経営メンバーより25の記事を書きました。

一つだけ確実に言えることは、MISSIONにもある通り「新しい世界を創る」ことを強い意志を持って進めるように思考が変化したことです。

毎年VR元年と揶揄されることもありますが、状況は変化しており、いよいよ花開く時期に差し掛かったのだと考えています。

いまからギアを変えて進むことこで、5年後、10年後の大きな市場になる世界で中心になる事業を持った会社、強い組織、誇れる個人でありたいと思います。

ホロラボ Advent Calendar 2024 全記事まとめ

ホロラボ全体

ホロラボの事業

ホロラボの技術

ホロラボの組織

上場に向けた取り組み

ホロラボ Advent Calendar 2024の24日目、事業推進部の岩崎です!

adventar.org

今日は最高に書きづらいホロラボの「上場に向けた取り組み」をご紹介させていただきます。

上場とは

このあたりはWebで検索していただければ多くの情報を得ることができます。

端的に言うと「企業が発行する株式を証券取引所で売買できるようにする」ことです。

上場で「お金を集めやすくなる」メリットがある分、「手続きや維持にお金がかかる」デメリットもあります。

ホロラボは事業を大きく成長させながら上場が通過点の一つであると考えています。

マーケットの状況

上場を目指すうえでマーケットの状況は非常に注視する必要があります。(2024/12月時点)

3年ほど前はSaaSやAI銘柄は赤字でも成長が見込める場合はPSRを基準に評価し株価/時価総額が決まることが多かったと思います。

色々なステークホルダーからも上場に前向きなコメントを多くいただいていました。

ただ、ここ1~2年は逆風が強くなっていると感じています。

しっかり純利益の成長率を見せPERを基準に評価しないと株価/時価総額が高くならない傾向にあると思います。

また時価総額が低い場合は機関投資家が付かず、結果上場ゴールのような株価推移になってしまい上場維持コストだけが掛かるどうしようも出来ない状態になっているように見えてしまいます。

市況自体は読むことは出来ず、若干の運もあるかと思いますがホロラボは事業を継続的に成長できるように引き続き邁進していきます。

なぜ上場を目指すのか

通過点と言えども上場を「目指す」ことに違いはありません。

なぜホロラボは上場を目指すのか??

ホロラボのミッションは「フィジカルとデジタルをつなげ、新たな世界を創造する」です。

書いたはいいものの、事業戦略の根幹に関わるためここでは明確な事をお伝えすることが難しく、ミッションの達成に必要なものだとだけ述べておきます。

本当は色々と書きたいんですが、代表の中村が書いた記事にヒントがあると思うので気になる人は読んでみてください!

blog.hololab.co.jp

入社時の上場準備状況

ホロラボの上場に向けた現在地は監査法人によるショートレビューは終わっている。ことはお伝えさせていただきます。

上場予定時期などは不確定な事が多いので明言は避けたいと思います。

私がホロラボに入社したのは2020年10月です。

当時から上場に向けてというワードはちょいちょい出てましたが、具体的に何かが進んでいた事はありませんでした。

過去、上場企業での勤務を2社経験している立場から見た時に準備状況としてはほぼゼロだったと思います。

ほぼというのは「上場する気持ち」はあったくらいですねw

数字の管理、精度の認識

ホロラボに入社して一番変えなくてはいけないと感じた部分が「数字」への認識です。

上場企業は計画に対しての実績において「精度」が求められます。

入社時点でのホロラボは計画ではなく実績・結果のみ認識していました。

そのため蓋を開けるまで業績が確定せず、「予想」や「読み」ができない状態でした。

そこで以下のステップを実施しました。

  • 1年目
    • ちゃんと1年を振り返って顧客や産業セグメント毎に数字を分析する。
  • 2年目
    • 会社全体の計画を立てる。
    • とにかく毎週売上実績と売上予想(案件表から作成)を見る。
    • ちゃんと1年を振り返って顧客や産業セグメント毎に数字を分析する。
  • 3年目
    • 会社全体の計画を立てる。
    • グループごとの計画を立てる。
    • とにかく毎週売上実績と売上予想(案件表から作成)を見る。
    • ちゃんと1年を振り返って顧客や産業セグメント毎に数字を分析する。
  • 4年目
    • 会社全体の計画を立てる。
    • グループごとの計画を立てる。
    • とにかく毎週売上実績と売上予想(案件表から作成)を見る。
    • グループごとに毎月一回数字や案件状況を振り返る。
    • ちゃんと1年を振り返って顧客や産業セグメント毎に数字を分析する。

やはりゼロからだと時間が掛かったと感じています。

ただ、これはまだ道半ばで今後は「案件単位」での積み重ねた「計画」に対して予実を管理していく必要があります。

契約書の整理

次に契約書の整理です。

当初は契約書(業務委託契約書)の締結はしているものの、保管は紙で行っており検索性が非常に悪かった常態でした。

1年かけて全てスキャンを行い一覧表を作成し管理するという状態まで持っていきました。

また、契約書類にも種類があり見積書、注文書(業務委託契約書)、納品書、検収書、請求書などの管理を行う必要がありました。

ここで問題だったのが「検収」という文化が無かったことです。

ホロラボはエンジニアの頑張りとお客様に恵まれていたこともあり、納品物へのクレームがほとんどありませんでした。

そのため「請求書を送ってください。」というコメントをもって請求書を送り売上を計上していた歴史があります。

債権回収不能になったことが無かった事も「請求=売上」という文化が出来た要因の一つだと考えています。

この状態から案件ごとに「検収書」の回収において売上を上げ、「見積書」「注文書(業務委託契約書)」「納品書」「検収書」「請求書」を一気通貫で管理できるようになるには2年掛かったと記憶しています。そのためにバックオフィスやサポート(営業支援)チームの協力は欠かせなかったと思います。

また当社社員メンバーも必要性を理解し、各案件に対応してくれたことに感謝しています。

あと1年ほど経てば会計監査にも耐えられる状態になると確信しています。

関連当事者間取引の整理

ベンチャーやスタートアップが上場を目指す中でなかなか整理できないのが関連当事者間取引になります。

ホロラボも創業から4~5年は関連当事者間取引が存在していました。

役員および役員の親族含めた関連会社との取引になります。

ただ、ショートレビューを受けた際には前々から準備していた関係もあり関連当事者間取引はゼロになっていました。

個人的にもこれが一番整理するのが大変だと感じていましたが、重要性を役員に説いて方向性を決めてから3年ほどかけながら徐々に進めていきました。

これはかなりセンシティブな問題で時間が掛かるため、早々に手を付けて進めるべきだとあらためて思いました。

申請/承認/稟議の導入

いままさに取り組んでいるのが申請/承認/稟議の導入です。

ホロラボは過去からフラットな組織を目指しており基本的にSlack上で代表の中村かCOOの伊藤がOKを出したら進めていい文化でした。

一応、記録には残っているものの「申請/承認/稟議」とはほど遠いものでした。

また人数も60名を超えて全ての申請を中村と伊藤の二人で見るのか?という別の問題もありました。

個人的にもどうやって導入すべきか、一番頭を悩ませたのはこの「申請/承認/稟議」の文化です。

これまでも記載した通り、数字を追ったり、検収基準への変更なども行う必要がありました。すべてを一気に行うと現場は混乱してしまうのとコーポレート側もパンクすると考えたため後ろ倒してきた経緯があります。

組織の変遷上、今から出来ると考えたのがちょうど1年前でそこからサービスの検討、トライアル、導入と進んでいきました。

ただ、当初は一気に「申請/承認/稟議」まで進めるつもりでしたが、コーポレート側の準備や現場への啓蒙が追い付かず「稟議」については今期期初からの導入を断念しました。

「稟議」については今期のGWでの導入を目指しています。

今期の終わりには全て導入されスムーズに回っている事を期待しています。

まとめ

上述以外にも多くの準備を行っています。

機密情報にもなるためあまり多くを記載は出来ませんでした。

また、今後も上場に向けて整備しなくてはいけない事は多く残っています。

個人的には現場が混乱せず、気づいたら上場に耐えうる内部統制やルールが出来上がっている事を目標にしています。

上場するその日を目指して引き続き頑張りたいと思います!

選ばれるパートナーとして (共創)

ホロラボ取締役COO、武仙です。新たな経営体制を敷いたホロラボの経営メンバーが日替わりで書く Advent Calendar 。

adventar.org

いよいよ大詰めな今回のテーマは「選ばれるパートナーとして(共創)」です。

パートナーの皆さまと共に成長してきた8年

ホロラボはこの約8年間、実にたくさんのお客様やパートナーに恵まれて成長をしてきました。 XRという夢のある技術をテーマにしたことで同じようにこの技術の可能性に関心を持つお客様と、産業を問わず様々な取り組みが出来ました。

中でも、ホロラボの視点では以下の3つの分野において業界の進む方向性でXRのニーズが高かったように思われます。

  • 建設業 ~ BIM導入の流れで効果的な可視化の手段として youtu.be

  • 製造業 ~ 工場、現場DXのインターフェースとして youtu.be

  • 通信業 ~ 5Gとその先の新しい体験メディアとして youtu.be

※どのような業界のお客様との取組があったのかの詳細は取締役の岩崎さんが書いた「ホロラボの顧客について」も合わせてご参照ください。 blog.hololab.co.jp

これらの取り組みを含めて共通することとしては、大半がInbound ~ お客様からのお問い合わせからスタートするケース。「ホロラボさんで、こんなことをお願いできますか?」と言ったかたちで、XR技術やデジタル3D関連の技術調査、PoC開発などのご相談、ご依頼を頂くケースが多かった点です。

また取り組みの内容についても、具体的な取り組みの仕様は決まっておらず、不確実かつ自由度の高いお話しが多かったように記憶しています。社内(というか自分の周り)では「フワっとした話」と表現していましたが、得たい成果や使いたい技術、進みたい方向性だけがある程度先に決まっている一方で、その取り組みの具体な中身は一緒に打ち合わせや提案資料などのコミュニケーションを通じて具体化したり、仮説を立てつつも技術調査や開発も同時に進める実験的かつ探索的な取り組みもありました。

このプロジェクト立ち上げや最中のプロセスの中では逆にお客様からXRに対する熱い思いを聞かされることも多く、同種技術のファンの方々に頼りにして頂けていたように感じています。また、その過程でお客様の現場や業界の課題や展望について詳しくお話を伺う機会や、実際に建設現場や工場の中など普段立ち入れない現場をご案内頂いたりもあって、頼りにしていただいてるなと身が引き締まる思いになることも多々ありました。

自分の前職が電子部品の商社だったんですが、当時のお客様と言えば事務的で時として高圧的な印象がありました。競争の激しい商材をどのルートから調 達するか。1円でも安く仕入れるには、、、と言ったギリギリのやり取りが多く、その関係性は「お客と出入り業者」としてのゼロサムな関係の中で如何に価値を相手からむしり取るか、といった対立軸があったように思います。

一方でホロラボでお会いするお客様は何かこの新しい技術を一緒に試そう、可能性を探索しよう、と言ったワクワクするようなモチベーションを持って接して頂いてるように感じて、対照的だなといつも感じていました。そしてホロラボのスタッフのみんなはそれこそ息を吸うように目まぐるしく進化する技術を楽しみながら使いこなして、自らの発見と知見をコミュニティの場やSNSなどで情報発信をして、それぞれでお客様の期待に応えてきたと言えます。

本来は価値の交換が商取引の基本ですが、XR技術に対する熱意がそこに介在することで交換以上の強い関係性が実現することもあったように思われます。 そして、そういった取り組みを通じて大きな成果を上げて、しいてはプロジェクトの成功から継続拡大して予算が大きく増えたり、また個人の評価や昇進に繋がったりと言ったこともありました。

課題「PoC死」

そういったXRファンとも言えるお客様との相補的な取り組みが数多く生まれる中での一番の課題は「PoC死」でした。

※Microsoft Copilot Designerによる「XR絶望の谷」のイメージw

お客様の事業課題は様々にあり、それらに対してXRや3Dデジタル関連の技術での解決が企画されました。そのために実証すべき概念は大量にあり検証環境をホロラボで開発、構築をすることが多くありましたが、「時期尚早」といった結果となるのが大多数でした。

理由は様々ですが、かなり乱暴に大別すると直接的な原因としては「XRデバイスの性能不足」「データやコンテンツのコスト」の2つで、更にその裏側にあるのが「XRに対するユーザーリテラシー不足」があると考えています。

PoC死の原因1: XRデバイスの性能不足

2016年に初代HoloLensがリリースされたタイミングで世界中がこの新しいオーパーツに熱狂して様々な応用が検討されて、たくさんのPVが制作されました。当初Microsoftは初代ハードウェア自体を未来的なデザインにして、PVも室内でスタイリッシュに空間に浮かぶディスプレイや3DCGとインタラクションしつつデザインやデスクワークをする姿が描かれました。

youtu.be

その後のMicrosoftのHoloLensのPVや販売戦略ではFirst Line Workerと言う言葉が使われて、現場にいて作業をしてる方々向けにICTによる業務改善を提案する方向性にピボットしました。

現場の最前線で活躍されている従業員(ファーストラインワーカー)は、世界に 25 億人、日本には 4,000 万人いらっしゃると言われており、日本では、働き手が年々減少する中でも、引き続き大きな割合を占める、ファーストラインワーカーの皆さまの働き方改革の推進が急務となっています。

※引用元: 「現場の最前線で活躍する従業員(ファーストラインワーカー)の働き方改革をご支援する取り組みを開始」 ~ 日本マイクロソフトニュース (2019年4月19日) news.microsoft.com

そして、結果として2019年2月発表のHoloLens 2のハードウェアは直線的でかつ機能的、シンプルに変わりました。

youtu.be

若干私感ではありますが、当初想定していたデザインワークなどではハードウェアの視野角や色再現性など質感を表現するには不十分で、インタラクションも身体性を実現するにはまだ未熟。かつコンピューティングパワーの不足により表示できるコンテンツに制限が出たり心地よいマルチタスキングが難しかったり。また、等のオフィスワークやデザインワークなどは日々新しいサービスなどがPCやモバイルデバイス向けに出ていて置き換えるモチベーションも高くない、と言ったの決定的なPoC死の要因が早々に明らかになったと見てます。

一方でFirst Line Workerの課題やニーズはそれぞれの業界でクリティカルで、この新しい技術を使って完全ではないにしても革新に取り組む強い理由があり、投資対効果の成り立つ部分も出て来たために普及が進むことになったと考えています。

PoC死の原因2: データやコンテンツのコスト

次にもうひとつ直接的な原因となったのがデータやコンテンツのコストです。XR技術の真価を発揮するためには大量の3Dモデルが必要とも言えそうですが、その制作コストやノウハウがお客様にはないケースが多く、大半を外注したりでコストがかかりがちでした。また納品されたCGもお客様の環境では活用するためのソフトが無かったりで確認もきちんととれなかったり。

それでもPoCで掲げた概念を可視化するためにPV向けには気合をいれた一品もののCGを準備出来て大いに注目を集めたものの実際のプロジェクトで運用していくに際してはコストが捻出できない、みたいな話が結構ありました。結果的に予算が折り合わずに写真や動画素材を並べたARを実施したりと言った話も出てきていました。(既存情報資産の利用と言う観点では2Dコンテンツに対しても否定的ではないですが、やむなくそうなったケースも多かったのでw)

PoC死の原因3: XRに対するユーザーリテラシーの不足

デジタルの3Dオブジェクトをジェスチャーやコントローラーで移動、拡縮など空間で自在に扱う体験は、まさに自分が魔法使いになったかのように楽しいものです。ただ、はじめて体験する人はそうはいきません。XR初体験の場合には6軸自由度で動けるのに被ったままで動けなくなる方も多く、よく「ぜひ近づいてみてください」などとガイドをして移動を促したりしました。

一部の好奇心の強い方が操作にチャレンジをしても、どのように操作していいのかがなかなか分からずにイライラさせてしまうときもありました。操作方法をガイドするためにチュートリアルを準備するなどで対応しましたが、それはそれで制作コストにインパクトが出たり。最近体験コンテンツの企画などに際して、体験人数や場所の制約などを考えて最初からユーザーにインタラクションさせずに見ることに専念してもらう体験設計なども良く行いました。

我々はコンピューターと触れ合う際に、マウスやキーボードに慣れています。モバイル機器が普及してからはタッチUIに慣れていて、新しいアプリが出ても初見である程度の操作が出来るし、アイコンも共通化されたものが多く何となくの動作の想像がつきます。これがユーザーリテラシーだと思いますが、それに相当するものがXRや空間コンピューティングにはまだ足りてないと言えます。そしてこの課題は前の2つと違って技術革新だけでは解決しないもので、ある程度のユーザー数が日常的に使うことと、横断的なUXデザインが行われて、更にベストプラクティスの共有と淘汰が行われて、、、といった長くかかる戦いだと考えています。

※この辺の話はめっちゃ面白くてアツい話です。関心のある人は以下も合わせて読んでみてください。 blog.hololab.co.jp

時代の波に乗って、PoCのその先へ

そういった取り組みの中でも、様々なバランスのもとでPilotやDeployと言った実施フェーズへと移り事業化された取り組みも生まれて、そういったお客様の事業とともにホロラボの事業も、またそれを担当するチームも大きく成長しました。そしてその比率が年々上がってきているように思います。

「XRデバイスの性能」についてはこの8年で劇的な進化を遂げています。特にMeta Quest 3/3Sのコストパフォーマンス性Apple Vision Proが実現する卓越した体験XREAL Air 2などカジュアルな用途を目指したものや、QONOQ MiRZAのような無線接続という挑戦的なものまで、多様な特徴を持ったデバイスプラットフォームが互いに競争し合いながら市場を盛り上げています。

「データやコンテンツのコスト」も、3Dスキャンなど技術革新で制作ハードルが下がっていますし、エンタープライズではCAD/BIMの3D化の流れでベースとしては一般化しつつあると言えそうです。Project PLATEAUにおいては200都市もの市街地のデータがオープンデータとして無料で提供されたり、生成AIが任意の3Dモデルをスクリプトから適切な品質で制作してくれる将来も身近になって来ています。

XR技術大好き集団にご期待を頂いて今までご一緒に取り組んできたパートナーの皆さんと一緒に、PoCの絶望の谷を超えて次の社会実装のフェーズへと取り組む土台が整ってきていると感じています。そして、ホロラボはXR技術のみならず、コンサルテーション、システム開発、AI関連開発、データ作成、ハードウェア流通など、XR技術に留まらない様々なサービスをワンストップで提供出来るようになってます。

チームで早く遠くへ行く

ホロラボが新しく策定したValueがこちらです。今後、ホロラボのメンバーがこれを指針にして日々行動していきます。

今日はここに注目。

チームで早く遠くへ行く

個の力を結集し、協力し合うことで、より早く、より遠くまで到達し、最高の成果を追求します。

通常のことわざは「早く行きたければ、一人で進め。遠くまで行きたければ、みんなで進め」らしいですが、ホロラボの場合には欲張って両方をValueに掲げました。これ、基本は今後チーム戦で大きくやっていこうという社内向けの話ではありますが、そもそもお客様とはお互いを補い合うチームとして長らく挑戦を共にして成長した経緯がありました。

お客様との関係において今までは様々な要因からPoCで終わってしまう「早く」だけが多くなっていたのかもしれませんが、前述の通りで色々と条件が揃ってきています。

ホロラボはぜひこの挑戦を、今までのお客様も、これから出会うお客様とも、熱意を共有してご一緒に取り組みたい。 様々なお客様の課題解決に選ばれるパートナーとして、チームで早く遠くへ行きたい。

そう考えています。

最後に

ホロラボがどんな挑戦をしようとしてるか気になる方は、ぜひお気軽にお問合せください!

https://hololab.co.jp/#contact

また、このチームで早く遠くへ行く挑戦をお客様との最前線で取り組むエンタープライズセールスを担当する方も大募集!ご関心の方はぜひご応募ください!

https://hololab.co.jp/recruit/es

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そして、ホロラボAdvent Callenderも明日と明後日の2回で終わり! トリ前の明日は、、、取締役の岩崎さんより「上場に向けた取り組み」です!!大注目!!