ブログ@HoloLabInc

株式会社ホロラボのブログです

石山さん、ホロラボへようこそ!!

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石山さん@ホロラボ
石山さん、ホロラボへようこそ!!

久々のNew ComerがホロラボにJoin! 石山さんが6/21付けでホロラボに入社してくれました!!

B2B向けのXR開発実績が多数ですが、個人開発でもMRアプリ「Holo-Maze」でマイクロソフト主催のHoloLensアプリ開発コンテスト(2018年度)でも特別賞を受賞されていたり。

石山さん個人ブログ: https://ishiyamat.hatenablog.com/

職人気質でぐいぐいとホロラボを引っ張って行ってくれそうな雰囲気に期待です!

武仙@ホロラボ

de:code 2019で講演と展示を行いました

de:code 2019にて下記の講演と展示を行いました。

  • ホロラボブースにて「mixpace」の展示
  • マイクロソフト社ブースにてトヨタ社コンテンツの展示支援
  • HoloLens 2 アプリ開発(CM02)
  • HoloLens お悩み相談室(CM51)
  • Azure Kinect DK Overview(CM85)

講演の概要は下記を参照ください。 blog.hololab.co.jp

展示

ホロラボブースにて「mixpace」の展示

今回は展示会場の導線が非常に良かったため、ホロラボブースも通りがかりの人に多数体験していただきました。

mixpace自体は製造業や建設業をターゲットとしているため、直接ターゲットとなるお客さんは多くないですが、周知という意味で有意義な二日間でした。

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マイクロソフト社ブースにてトヨタ社コンテンツの展示支援

ここでは4つのコンテンツの体験ができました。

  • 自動車の内部構造を見ながら点検サービスを支援する「ワイヤーハーネス(デモ用)」
  • 自動車の動力の流れを理解できる「エナジーフロー(デモ用)」
  • サービス業務のあとの作業点検を行う「MR・AI(試作)」
  • 点検サービスの手順を伝えるマイクロソフト社製「Guides」

1日目の12:00-19:00と2日目の9:30-19:00までほぼ人の列が絶えませんでした。印象的だったことは体験した方の8割ほどがHoloLens自体も初めてとのことで、ここで体験された方が自社に持ち帰り新たにHoloLensに取り組む可能性があるということです。大きな企業がHoloLensに投資をし始める中で、ほかの多くの企業への広まりを感じる2日間でした。

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講演

HoloLens 2とAzure Kinect DKに関する講演を3つ担当しました。どれもアンケートでは好評いただき、まずは一安心しています。

HoloLens 2 アプリ開発(CM02)

250人ほどの方にご来場いただきました。まだ実機がないので、実機が出て聴講される方もすぐに試せる状態でもう一度講演ができたらいいなぁと思っています。

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speakerdeck.com

HoloLens お悩み相談室(CM51)

50人ほどの方にご来場いただきました。

アンプラグドセッションという参加者から質問を受けて答える形式にしました。50分の中でどれだけ質問がでるのか未知数ではありましたが、ふたを開けてみたら時間いっぱいまでやりとりが行われる非常に有意義な時間でした。

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speakerdeck.com

Azure Kinect DK Overview(CM85)

こちらはEXPO会場(無料チケットの方も聴講できる)のため、80人ほどの方にご聴講いただきました。

参加された方の中でKinect v1やv2を触ったことがある割合が3,4割ほどで、ゲームコントローラーからエンタープライズ製品に変わったことで広がりが出ることに期待しています。

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speakerdeck.com

アレックス・キップマンとの会談

時間をいただき、アレックス・キップマンとの個別会談を行いました。

10分ほどホロラボのこの一年の成果を伝えた後は、ただただ技術トークと未来の話をしていました。直近の技術の話、将来的な展望の話などを交わすことができ、向こう数年で取り組むべき目標がぼんやりと見えました。

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まとめ

2日間盛りだくさんでなかなか大変でしたが、それはHoloLens 2やAzure Kinect DKへの期待のあらわれで今後製品が出た後の盛り上がりに期待です。

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HoloLens お悩み相談室(CM51) での質問と回答

Q. 動くものにのせたことってありますか?

Pepper や Roomba にのせた時は、問題なく動作した。人の移動速度よりも遅いため。

Q. HoloLens 2 UI の取り組み

まずは、MRTK v2 の UI を試してみるところから始めるのがよい。

HoloLens に LeapMotion を取り付けることで、HoloLens 2 でのハンドトラッキングの挙動を再現できる。

github.com

Q. git リポジトリに MRTK を入れるか?

案件プロジェクトなどの、外部公開をしないものは unitypackage を import して git の管理下に入れている。

外部公開のものは、git submodule を使って MRTK をクローンし、Assets 内にシンボリックリンクをはって使っている

https://github.com/HoloLabInc/LeapMotionInputForMRTK

Q. Azure Spatial Anchorについて

  • 業務での利用
    • 構成規模が大きい+Previewのためまだ利用していない
    • サンプルプロジェクトでiOS,Android,HoloLensを確認
  • Sharingとの違い
    • SharingはHoloLens専用
    • SpatialAnchorはARKit(iOS),ARCore(Android),WorldAnchor(HoloLens)から利用できるようにアンカー情報を変換されている.
    • アンカーの精度は低下するがマルチデバイスで利用できる

Q. UnityとVSの組み合わせはどうするのがいい?

案件では安定版を利用している

  • Unity 2017.4
  • MRTK 2017.4.3.0
  • VisualStudio 2017

Q. Vuforiaとカメラを使った録画などの共存について

Vuforiaと録画などのカメラ利用処理の共存は現状できない。

HoloLensのカメラの複数処理での利用はUWP関数の共有機能が有効であれば可能(SharingMode)。

docs.microsoft.com

取材記事「xR(AR、VR、MR)の「ビジネス活用」最前線」が公開されました

ビジネスメディアのBeyondにて「xR(AR、VR、MR)の「ビジネス活用」最前線」というお題で全4回にわたり弊社中村のインタビュー記事が掲載されています。

AR/VRのビジネスシーンでの活用、事例から始まり、AR/VRを活用するときに大切にしていることなど記事にしていただきました。

ぜひご一読ください。

  1. xR(AR、VR、MR)の「ビジネス活用」最前線 | Beyond(ビヨンド)
  2. ファーストラインワーカーの働き方改革は、xR(AR、VR、MR)で加速する | Beyond(ビヨンド)
  3. xR(AR、VR、MR)が起こす「現場の技術伝承」革命 | Beyond(ビヨンド)
  4. xR(AR、VR、MR)導入がもたらす「付加価値」と未来予測 | Beyond(ビヨンド)

Build 2019でのMR関連セッション動画が公開されています

Build 2019でのセッション動画が公開されています。 全て見ると結構なボリュームですが、内容が面白いので一度見てみると良いかと思います。

HoloLens 2

MR 101: An Introduction to Mixed Reality(20 min)

HoloDevelopper Slackを作ったJesse さんのMR概要セッション

  • Jesse McCulloch

mybuild.techcommunity.microsoft.com

Intro to Building Apps for HoloLens 2 Using Unity and Mixed Reality Toolkit(60 min)

MWCでデモ登壇したJulia さんのデモと開発セッション。HoloLens 2の標準的な開発思想を知ることができます。

  • Julia Schwarz
  • Andrei Borodin

mybuild.techcommunity.microsoft.com

From the Trenches – Tips & Tricks from experienced MR developers(20 min)

開発に関するTips集です。幅広くて面白い。

  • Ricky Roesler

mybuild.techcommunity.microsoft.com

HoloLens 2 Display: The Bigger Picture (15 min)

HoloLens 2の光学系など、ハードウェアについて

  • Zulfi Alam
  • Nikola Metulev

mybuild.techcommunity.microsoft.com

HoloLens 2 + Unreal Engine 4

Intro to Building Mixed Reality Apps with Unreal Engine 4 (60 min)

Unreal Engine 4でのアプリ開発について。Blue Printを使用した開発デモも。

  • Jackson Fields
  • Chance Ivey

mybuild.techcommunity.microsoft.com

Mixed Reality and Unreal (15 min)

UE4での開発に関するショートトーク。

  • Jackson Fields
  • Ryan Vance

mybuild.techcommunity.microsoft.com

Azure サービス

Developing Mobile Augmented Reality (AR) Applications with Azure Spatial Anchors (60 min)

Azure Spatial Anchorsについて。 HoloLens , iOS, Android。

  • Paris Morgan
  • Rene Schulte

mybuild.techcommunity.microsoft.com

Azure Digital Twins + HoloLens: Powering the Next Generation of IoT(20 min)

Azure Digital Twins と Azure Spatial Anchors

  Will Guyman   Matt Vogel

mybuild.techcommunity.microsoft.com

Azure Kinect

Intro to Developing for Azure Kinect(60 min)

Azure Kinectの概要と、基本的な開発手順。

  • Erica Towle
  • Chris Edmonds

mybuild.techcommunity.microsoft.com

 

MR的 de:code 2019 聴講セッションリスト

備忘録かねて並べておきます。

まとめてみると、意外とモリモリですね。空いた時間はEXPOブースへどうぞ。

www.microsoft.com

有料チケットは売り切れとのことですが、無料のEXPO PASSはまだ登録可能です。

参加チケット - de:code (decode) 2019 | 開発者をはじめとする IT に携わるすべてのエンジニアのためのイベント

EXPO PASSではEXPOエリアへの入場ができ、EXPO オープンシアター セッション、最新テクノロジ ショーケース、体験型プログラム(HoloLens)に参加するこができます。

下記で紹介するいくつかのセッションにもEXPO オープンシアター 形式があります。

EXPO - de:code (decode) 2019 | 開発者をはじめとする IT に携わるすべてのエンジニアのためのイベント

DAY1 (5月29日)

9:30 - 12:00

KN01 基調講演

キップマンが出るので外せない。

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=KN01

Key Value
セッションタイプ 基調講演
セッションレベル レベル設定なし - どなたでも受講可

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13:50 - 14:40

CM01 ここまで進化した!HoloLens 2 の全貌を徹底解説

最初のHoloLens 2セッション。まずはここから。

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=CM01&tk=CM

Key Value
セッションタイプ ブレイクアウトセッション
セッションレベル Level 200- Intermediate 初級者向け

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15:10 - 16:00

CM05 HoloLens を活用した働き方改革! Dynamics 365 Guides・Remote Assist 活用手法と環境構築を解説します

Remote AssisやGuidesなどDynamics系アプリの情報を知りたい方向け。アプリ開発者もこれらのアプリの作りは参考になるのでオススメ。

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=CM05&tk=CM

Key Value
セッションタイプ ブレイクアウトセッション
セッションレベル Level 200- Intermediate 初級者向け

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16:50 - 17:10

CM84 HoloLens 2 概要紹介

ここだけ時間かぶり。 HoloLens 2の概要を聞き逃したかた、EXPO PASSの方はこちら。

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=CM84&tk=CM

Key Value
セッションタイプ EXPO オープンシアター
セッションレベル Level 100- Beginner/Introductory 初学者向け

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CM02 HoloLens 2 アプリ開発

時間かぶり。アプリ開発者向け。HoloLens 2アプリ開発だけでなく、事例やポーティング戦略なども入れる予定。

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=CM02&tk=CM

Key Value
セッションタイプ ブレイクアウトセッション
セッションレベル Level 300- Experienced 中級者向け

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18:10 - 18:30

CM86 Dynamics 365 Mixed Reality アプリケーションの概要と活用事例のご紹介

お客さんとのやり取りが多い林さん目線でのDynamics系アプリ。ビジネス、EXPO PASSの方向け。

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=CM86&tk=CM

Key Value
セッションタイプ EXPO オープンシアター
セッションレベル レベル設定なし - どなたでも受講可

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DAY2 (5月30日)

9:30 - 10:20

CM14 トヨタ自動車の Mixed Reality の取り組み

企業がどのようにHoloLensを活用しようとしているのか、ということが聞ける。ユーザー企業からは唯一。いろいろな開発事例が出てくるので開発者にもおすすめ。

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=CM14&tk=CM

Key Value
セッションタイプ ブレイクアウトセッション
セッションレベル Level 200- Intermediate 初級者向け

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10:50 - 11:40

CM51 HoloLens お悩み相談室

あなたの悩み、すべて答えます。ここで解決しない悩みは、たぶんどこでも解決しないでしょう。という意気込みで臨みます。

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=CM51&tk=CM

Key Value
セッションタイプ チョークトーク
セッションレベル レベル設定なし - どなたでも受講可

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13:30 - 14:20

CM03 Azure Spatial Anchors を使用した iOS ARKit アプリケーション開発入門

「Minecraft Earth」で話題のAzure Spatial Anchorsについて。

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=CM03&tk=CM

Key Value
セッションタイプ ブレイクアウトセッション
セッションレベル Level 200- Intermediate 初級者向け

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15:10 - 15:30

CM85 Azure Kinect DK Overview

HoloLens 2発表時に突如復活を遂げたAzure Kinect(Kinect v4)。Kinect v2との違いを含めてお話します(実際は初心者向け設定)

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=CM85&tk=CM

Key Value
セッションタイプ EXPO オープンシアター
セッションレベル Level 300- Experienced 中級者向け

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17:30 - 18:20

CM04 Azure Kinect DK 徹底解説 ~ 進化したテクノロジーとその実装 ~

Kinect Loveな人たちの場。

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=CM04&tk=CM

Key Value
セッションタイプ ブレイクアウトセッション
セッションレベル Level 400- Advanced 上級者向け

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