こんにちはホロラボのmozです。
UnrealEngine(以下UE)のpreviewバージョンの最新版、preview5.1が公開されましたね。
このバージョンではなんと、VRでLumenやNaniteが動作します。
パブリックロードマップはこちら。
Preview版ということでまだ不安定(※1)なところはありますが、.exeパッケージを作成できましたので触って頂けましたら幸いです。
まえArchiVizDiveでつかったコンテンツをLumenVRでパッケージ化できた。
— moz (@momomo_moz) 2022年10月20日
さすがにハードウェアレイトレは無理やった。
でもマシンスペックさえ用意できればPCVR爆速構築できるようになったのは凄すぎる。#UE5#LumenVR pic.twitter.com/E77cPcKjAh
動作検証環境は下記のとおりです、ぜひ他環境でのフィードバックもいただけるとありがたいです。 ・Meta Quest 2 + Oculus Link ・RTX3080Ti
DL-Linkはこちら!
drive.google.com
今回のサンプルははUEの標準VRテンプレートをLumen対応にして、モデルデータのみをインポートしただけです。
標準のVRテンプレートのMoveArea設定はNaviMeshで行われています。 MoveAreaとしたいStaticMeshのCollision設定をし、NaviMeshVolumeと詳細設定を行うだけでLumenVRが体験できます。
以前はNaviMeshで複数階や吹き抜けのある空間のムーブメントを行う場合はVRpawn内のテレポートレーザーのBPの編集を行う必要がありましたが(法線がマイナスになる部分をテレポートレーザーが認識しないようにする)、 最新のVRテンプレートならNaviMeshのサイズや位置、Detailの編集のみで立体的な空間のMoveAreaの設定が行えます。
※1.今回遭遇したのはQuiexl Bridgeのプラグインが使用できない状況