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HoloLensのWindows 10 April 2018 Update(RS4)がリリースされています

Windows 10 April 2018 Update (RS4)がリリースされています。バージョン番号は 10.0.17134.80になるようです。

リリースノートはこちら

docs.microsoft.com

解説動画はこちら

主な変更点はプレビュー時点でのこちらの記事を参照してください。

blog.hololab.co.jp

このバージョンをインストールすることで、先日発表されたMicrosoft Layout Previewのインストールが可能になります。

www.microsoft.com

www.microsoft.com

Remote Assistはいままでのバージョン(Anniversary Update / RS1)でもインストール可能です。

www.microsoft.com

Remote Assist Previewについてはこちら

blog.hololab.co.jp

インストール

Windows Update経由で行います。Updateされない場合にはWindows Device Recovery Tool (WDRT)を使用してインストールすることも可能です。WDRTを使用する場合にはHoloLensとPCをUSBケーブルで接続し、WDRTの指示にしたがいます。

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前のバージョンに戻す

いままでのバージョンに戻したい場合には HoloLens Anniversary Update recovery package を下記からダウンロードすることで戻ると思います(未確認)。

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その他:複数アカウント運用

解説動画を見て不思議に思ったことが、HoloLensのログインで複数ユーザーがいるんですね。

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RS1でのHoloLensは1デバイス1アカウントでPCのようにユーザーを切り替えることはできませんでした。リリースノートを見返してみると「For commercial customers」の項目に「Use multiple Azure Active Directory user accounts on a single device」というものがありました。

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解説ページはこちらになります。

docs.microsoft.com

条件としては下記2つになります

  • アンロックされたCommercial Suite(Windows Holographic for Business)
  • セットアップ時のアカウントをAzure Active Directory (Azure AD)にする(Office 365などの組織アカウントも可能)

この設定でHoloLensをリセットするとログイン時にユーザーの選択を求められます。ここで「Other User」を選択すると別のユーザーでログインが可能です。現状ログイン後のSettingsでユーザーの追加はできないようで、ログイン時にユーザーを選択するようになります。

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複数ユーザーが可能な状態でログインすると、スタートメニューにログインユーザーのアイコンがでるようになります。

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組織アカウントやパスワードの入力が非常に手間なので、デバイスポータルからの入力をすることが増えました。また、複数アカウントが有効になってる場合、再起動やスリープ後に必ずパスワード入力を求められるのがツライです。

まとめ

HoloLensのWindows 10 April 2018 Update(RS4)はプレビュー時代と比べてもいくつかの変更点があり、よりビジネスユースに適した形になってきたと思います。

同時にリリースされたMicrosoft Remote AssistとMicrosoft Layoutによって、遠隔支援やモデルの配置シミュレーションも簡単にできるようになったので、HoloLensの業務利用の間口が広がった感じがします。