企業提案型プログラム「ディスカバリープログラム」について
学校法人花園学園 花園中学高等学校(以下、花園中学高等学校)のカリキュラムの一環として企業提案型プログラム「ディスカバリープログラム」が開始されました。このプログラムでは下記項目を MISSION として掲げ、Microsoft HoloLens を用いた探究活動を進めています。
花園中学高等学校 臨済宗妙心寺派を母体として「禅のこころ」を建学の精神に140年以上の歴史を誇る伝統校です。
MISSION
- MR*1 の利活用がもたらす未来型教育を提案せよ
- MR の利活用がもたらす未来の活動を創造せよ
「ディスカバリープログラム」の詳細
対象:花園中学高等学校 中学3年生 スケジュール: 3月 ミッション通達 4月~6月 グループ調査 7月~8月 調査・取材活動 9月~11月 企画発表
協賛企業
株式会社ホロラボは、この企業提案型プログラム「ディスカバリープログラム」に、株式会社神戸デジタル・ラボ、日本マイクロソフト株式会社、株式会社ポケット・クリエーズとともに協賛いたします。
2018 年 4 月の活動
2018 年 4 月 26 日に、翌日のキックオフに備えて日本最大の禅寺、臨済宗大本山 妙心寺に招待いただき、法堂の鏡天井に描かれた狩野探幽の雲龍図や境内を拝観しました。
この際に、伝統校である花園中学高等学校が企業提案型プログラム「ディスカバリープログラム」に、新しい技術分野であるMR、Microsoft HoloLens を取り入れる理由を、次のように伺いました。
「お寺という文化は、常に新しいものを取り入れてきた歴史背景があるんです。例えば、妙心寺の法堂にある雲龍図を描いた狩野探幽にしても、今では十二分に有名な絵師だが、彼が生きている当時は、それまでと違う画風という理由で世間ではそれほど受け入れられていなかったかもしれません。私たちには、それまでと違う考えや異文化を理解し、ありのまま受け入れるという考えが根底にあります。自己探求型学習の一環として今回のプログラムで、MR や Microsoft HoloLens という新しい技術、これまでと違う世界観を自己探求型学習の一環として学生に学んでもらうことは、大事なことだと思っています」
2018 年 4 月 27 日には、企業提案型プログラム「ディスカバリープログラム」キックオフとして、Microsoft HoloLens の体験会を実施しました。ホロラボからは、HoloLens などの MR デバイスでお絵描きができる「MixedPainter」と、ヴァーチャルな茶室を体験できる「ホロレンズ茶室体験」を生徒の皆様に体験してもらいました。
ホロラボは、花園中学高等学校の禅を中心とした多種多様な日本文化を学び発信できる自己探求型教育を軸に世界や異文化を理解し受け入れる真のグローバル人材に育てる花園中学高等学校の教育方針に、企業提案型プログラム「ディスカバリープログラム」を通じて支援を続けていきます。
体験アプリ
MRデバイスでお絵かき「MixedPainter」: https://t.co/HYUVbI7TJP、@YouTube がアップロード
— アキヒロ (@akihiro01051) 2018年4月30日
関連情報
日本マイクロソフト - Official Home Page
*1:Mixed Reality, 複合現実