株式会社ホロラボ(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:中村薫)と、安川情報システム株式会社(本社:北九州市八幡西区、代表取締役社長:諸星 俊男)はMixed Reality技術を活用したソリューション展開に向けて業務提携することで合意いたしました。
Mixed Reality(MR)はAugmented Reality(AR:拡張現実)※とAugmented Virtual(AV:拡張仮想)※を内包する概念で、 仮想と現実がリアルタイムかつ相互に影響を及ぼす技術全般を指します。各産業分野においては次世代のコンピューティングとして研究開発が進んでおり、Mixed Reality専用のプラットフォームとしてマイクロソフトがWindows Mixed Realityをリリースするなど、今まさに広がりを見せつつある技術です。
ホロラボはMicrosoft HoloLens/Windows Mixed RealityなどMR技術の事業応用を目指し2017年1月、複数の企業が横断的に活動するコミュニティを基盤として設立されました。2017年11月には優れたMixed Reality技術を保有すると認められ、マイクロソフトが展開する” Microsoft Mixed Realityパートナープログラム”におけるパートナとして認定を受けました。
一方、安川情報システムは創業以来ICT技術を活用し製造業のお客様支援を行ってきており、近年ではIoTやAIを活用し、業務効率化や最適化に貢献してきました。また、さらなる品質向上や新たな付加価値向上を推し進める為にマイクロソフトの「Windows Mixed Reality」に代表されるMixed Reality技術の研究開発に取り組んでおります。
今回、安川情報システムの持つIoTやAI技術、並びに製造業分野における現場への活用ノウハウ、コンサルティング能力と、ホロラボの持つMixed Reality技術分野における先進性/開発力をあわせ、スマートソリューションの展開を加速させることを目指します。
【補足情報】
■安川情報システム株式会社
安川情報システムは1978年の創業以来、主に製造業のお客様への基幹システム導入・運用による経営支援や、ライン制御システム開発や製品組込アプリケーション開発などの製造現場の支援を行っており、製造業のノウハウを豊富に蓄積。近年ではIoTの創成期から積極的にビジネスを行うIoTベンダーとして、事業を拡大しております。今まで培ったさまざまな技術にMRやAIなどの最新の技術を統合し、スマートファクトリーを始めとする時代の大きな変化に伴うお客様の変革を支援します。
(参考) 安川情報システム デジタルマニュファクチャリング関連取組み
2017年1月24日 AR技術を活用し、デジタルマニュファクチャリングの取り組みを強化
■株式会社ホロラボ
ホロラボは2017年1月18日、Microsoft HoloLensの日本上陸のその日に設立された研究開発型の企業です。Windows Mixed Realityに代表される最新技術をいち早く使いこなし、より多くの人たちが体験出来るよう、調査研究、システム・アプリケーション開発、啓蒙活動を行っています。
※Augmented Reality(AR:拡張現実):
現実の世界にコンピュータで作り出した仮想世界を反映させる技術の総称。例えば、ARデバイス越しに機械をのぞき込むと、その稼働情報やパラメータを表示させることができます。
※Augmented Virtual(AV:拡張仮想):
コンピュータで作り出した仮想世界に現実の物体や情報を取り込んで表現する技術の総称。例えば、デジタルの地図データに実際の写真を重ね合わせて、仮想体験することができます。
※ 記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
※ 掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ホロラボ
http://hololab.co.jp/#contact
*コンタクトフォームよりお願いします。