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株式会社ホロラボのブログです

登壇のお知らせ【UNREAL FEST 2024 TOKYO】

11月2日(土) に開催されるUNREAL FEST 2024 TOKYOにホロラボメンバーがセッション登壇します。

オンライン展覧会『Meta Bath~デジタルで見る子宝湯~』で使用された江戸東京たてもの園に収蔵されている銭湯、子宝湯のフォトグラメトリモデルをどの様に制作したのかをお話します。RealityCaptureのワークフローをメインに、写真撮影やモデルクリーンアップ、Web・AR・メタバースの各プラットフォームへの最適化等、歴史的建造物の3Dデジタルアーカイブとその活用の流れをホロラボから藤原 龍と長坂 匡幸が登壇します。

【セッション概要】

【UNREAL FEST 2024 TOKYO開催概要】

  • イベント名:UNREAL FEST 2024 TOKYO
  • 日時:2024年11月2日(土)
  • 会場:ベルサール高田馬場 (〒169-0072 東京都新宿区大久保3丁目8−2 住友不動産新宿ガーデンタワーB2・1F
  • 申し込み:https://egj-official-study.connpass.com/event/326065/

【イベント概要】

UNREAL FEST TOKYO は エピック ゲームズ ジャパン が主催する無料の公式大型イベントです。 さまざまな分野で利用される Unreal Engine に関して知っていただくイベントとして毎年開催しています。

今年は11月2日(土) に東京・高田馬場にて1日限定で開催します。 Unreal Engine のさまざまな活用事例を学べる大型勉強会として全12講演をお届けいたします。

会場では、スポンサー企業展示、エピック ゲームズ ジャパンによる Unreal Engine なんでも相談所、作品制作コンテスト「UE5ぷちコン」作品展示などさまざまな展示ブースを用意してお待ちしております!


詳細についてはお問い合わせください。 https://hololab.co.jp/#contact

HoloLab Tech Showcase 2024アーカイブ公開のお知らせ

2024年10月11日(金)に開催した「HoloLab Tech Showcase 2024」の各種アーカイブを公開しました。

ぜひご覧ください!

カンファレンス全体リンク

タイムテーブル( Confengine )

confengine.com

セッション動画 ( YouTube )

HoloLab Tech Showcase 2024 - YouTube

スライド ( Docswell )

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お問い合わせ

セッション動画やスライドの内容については下記よりお問い合わせください。 https://hololab.co.jp/#contact

個別セッションリンク

基調講演

ホロラボのこれまでをふりかえり、現在、そしてこの先の方向についてお伝えします。

  • 中村 薫 (株式会社ホロラボ)
  • 伊藤 武仙 (株式会社ホロラボ)

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HallA

A1.Apple Vision Pro開発事例とAI活用の紹介

本セッションではAppleが発売したVision Proの開発事例とAI活用について紹介します。 ホロラボでのアプリ開発事例とvisionOS 2.0で追加された新機能、EnterpriseAPIを利用したユースケースを知ることができます。 また、ホロラボが開発したHoloLab DNN PackageでVision ProのAI活用方法を紹介します。

  • 上山 晃弘(株式会社ホロラボ)
  • 杉浦 司(株式会社ホロラボ)

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A2.Assistsの新機能ご紹介とQuest for Businessを使ったデバイス管理のデモ

空間を使った教育訓練アプリAssistsの最近追加された機能とQuest 3のモバイルデバイス管理(MDM)ツールであるQuest for Businessのご紹介を行います。また実際にQuest for Business操作し、アプリケーション配布やデバイスのセキュリティ制御など、どのように管理されるか実際にデモをお見せします。

  • 白木 利昌(株式会社ホロラボ)

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A3.ついに出た!期待の最新XRグラス『MiRZA』の最速紹介&徹底解説

9月にNTT QONOQ Devicesから無色透明かつワイヤレスの最新XRグラス『MiRZA』が発表されました。 本セッションでは、デバイスの使用感やアプリの開発方法を紹介し、どういった点が新しくてどのような使い方ができそうかなど、ソリューションパートナーであるホロラボの知見をもとに、その実用性とユースケースについてお話しします。

  • 長峰 慶三(株式会社ホロラボ)
  • 荒木 裕(株式会社ホロラボ)

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A4.レーザ計測を基にした3D樹木モデルの市場化に向けて

地上レーザスキャナ(TLS)から取得された,樹木の点群(以下,樹木点群)による樹木の3Dモデル(以下,樹木モデル)の構築手法は多数存在します.特に,TreeQSMというアルゴリズムによって構築される樹木モデルは,精度的に樹形再現性が立証されていることや,樹木維持管理に重要なインベントリ(主幹・枝体積,主幹・枝総延長,胸高直径,樹冠投影面積等)を同時に得ることが可能です.そこで,TreeQSMを応用した,樹木点群からの樹木モデル化を提案したのですが,統一された作成工程が確立されておらず,処理の前後関係も曖昧でした.そこで,これまで実験的な手法であった樹木モデル化を,市場化を目的とした効率性を考慮し,作成工程を検討していきます.

  • 熊崎 理仁(株式会社ホロラボ)

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A5.TypeScriptで実現するUnity WebGLネイティブプラグイン開発の改善

Unityではjslibというファイル形式を使ってJavasScriptを書くことでWebGLネイティブプラグインを開発できます。しかしjslibはUnityやEmscripten独自の仕様に引っ張られる部分が多く、開発規模が大きくなるにつれて実装が大変になってきます。 そこで「JS外部化」と「TypeScript化」というアプローチにより、モダンなWebフロントエンド開発で使われるツール群が導入しつつ、より良いWebGLネイティブプラグイン開発を実現できるか試してみました。 本セッションではその試行の中で得られた知見を共有いたします。

  • 堤 海斗(株式会社ホロラボ)

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HallB

B1.高速軽量点群エンジンDawnの事例紹介とアップデート

ホロラボが開発した高速軽量点群エンジンDawnのこれまでの事例紹介と、最新のアップデートを紹介します。 実際にDawnが使われた事例の紹介と、さらなる高速描画のアップデートについてお話します。

  • 於保 俊(株式会社ホロラボ)
  • 上吉川 大貴(株式会社ホロラボ)

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B2. 「3D Gaussian Splatting」と「フォトグラメトリ」による3Dデジタルアーカイブの比較と最新事例

複雑かつ規模の大きな広域空間を3Dデジタルアーカイブする際、その手段として「フォトグラメトリ」と「3D Gaussian Splatting」とどちらを選択するのか適しているのか。それぞれの得手不得手や利用用途と照らし合わせ最新事例を交え解説します。

  • 藤原 龍(株式会社ホロラボ) youtu.be

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B3.XR デジタルツイン torinome の進化と新たな挑戦

本セッションでは、ホロラボが開発した「torinome」の機能と今後の展開についてご紹介します。 「torinome」は、WEB、AR、VRアプリに対応したXRデジタルツイン基盤システムであり、Project PLATEAUが提供する3D都市モデルをはじめ、様々なGISデータや画像、動画、3Dモデルを位置情報と関連付けて視覚化することが可能です。 これにより、物理空間とデジタル空間の統合が革新されます。 セッションでは、現在の新機能の紹介に加え、将来的な機能拡張や新たな挑戦についても詳しくお伝えします。

  • 清水 聡(株式会社ホロラボ)
  • 上田 章雄(株式会社ホロラボ)
  • 丸山 純司(株式会社ホロラボ)
  • 田野 哲也(株式会社ホロラボ)
  • 古田 裕介(株式会社ホロラボ)

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B4.「2024年問題」に本気で取り組む!言葉だけじゃないDXを目指すAI活用の現在地 - 生成AIからAIエージェントへ -

「2024年問題」は、労働力不足、高齢化、環境問題、そしてデジタルトランスフォーメーション(DX)の遅れといった課題が、特に製造業や建設業において深刻な影響を与えています。これまでもDXの必要性が叫ばれてきましたが、2024年という現実が目前に迫り、単なる掛け声や表面的な取り組みでは業界特有の課題に対処できない段階に来ています。本気で変革に取り組む時期に突入しました。

また、2023年は「AI元年」とも称され、生成AIの進化が大きな話題となりました。多くの企業がAI導入や活用を進めていますが、AIは万能の解決策ではなく、導入するだけで課題が自動的に解消されるわけではありません。 特に生成AIにおいては、熟練者はその力を最大限に活用して仕事の効率を向上させる一方、これから仕事を覚える人々はプロンプトに何を入力すればよいのかがわからず、AIを十分に使いこなせないという「2極化」の問題が顕在化しています。 こうした状況の中で注目されているのが「AIエージェント」です。AIエージェントは、人が細かく指示を出さなくても、様々なツールを組み合わせて目標を達成する仕組みを備えています。AIにAIの活用方法を任せることで、仕事をこれから覚える人々(新人や中途採用者)の仕事をサポートすることができるのが特長です。

本講演では、技術検証で終わらせず、実際の課題解決につなげるためのAI活用の現状と、AIエージェントの実例やデモを交え、現場での具体的なソリューションを探ります。

  • 及部 敬雄(株式会社ホロラボ)

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展示会出展のお知らせ【モノづくりフェア2024】

下記のイベント・展示会への出展を予定しています。 皆様のご参加・来場をお待ちしております!

モノづくりフェア2024

  • 会期: 2024年10月16日(水)〜18日(金) 10:00〜17:00(最終日は16:00まで)
  • 会場:マリンメッセ福岡A館・B館
  • 入場:1,000円(税込) ※事前来場登録された方は無料
  • 主催:日刊工業新聞社
  • イベントURL/来場登録 はこちら↓  www.nikkanseibu-eve.com

  • 小間ブース位置:B館S-33

【展示内容】


詳細については下記よりお問い合わせください。

https://hololab.co.jp/#contact

これは子供も大興奮! レゴやマイクラで作った建物を現実世界へARで具現化してみた

マイクラで作った建物がARで現実世界に

ホロラボはこの夏にいくつもの子供向けイベントへ技術提供/出展をしてきました。
その中でも、私たちもとても楽しむことのできた取り組みの事例を紹介します。

マインクラフトをARで現実空間に

2024年8月12日(祝・月)に開催された小学生向けイベント「Minecraftで未来の丸の内をデザインしよう!」にて、ホロラボが開発したXR技術を用いたデジタルツインプラットフォームtorinome(トライノーム)(*1) を活用し、子供たちがマインクラフトで建築した建物を、現実の丸の内ストリートにARで具現化しました。

「Minecraftで未来の丸の内をデザインしよう!」イベントは、Minecraftカップ運営委員会と大手町・丸の内・有楽町 エコキッズ探検隊と株式会社ホロラボでの共同で開催され、会場はMinecraftカップ運営委員会のシルバーパートナーの三菱地所様のスペースにて実施されました。

現実への具現化の流れは大まかに次の通りになっていました。

  • PLATEAUデータ(*2) をベースにマインクラフト上に丸の内エリアを実物大で再現
  • そのマインクラフト上の丸の内の世界の中で子供たちが未来の丸の内を考えて建物などを構築
  • その構築された建物のデータをglb形式で出力し、torinome Web上のデジタルツイン丸の内に設置
  • その設置された建物がtorinome ARによって現実の丸の内に実寸大で具現化される

torinome Web上の丸の内に、子供たちがマインクラフトで作った未来の丸の内を設置した様子

torinome Web上に設置されたマインクラフト丸の内が、現実世界の丸の内へARによって具現化された様子
torinome Web上に設置されたマインクラフト丸の内が、現実世界の丸の内へARによって具現化された様子

当イベントを実施した際のプレスリリース記事はこちら prtimes.jp

現実の丸の内にARで具現化された自分の建物に興奮した子供たちは、我先にとiPadの取り合いになりましたし、iPadを手にした瞬間に全力で自分の建てた建物の位置まで走る(300~400mくらいの広範囲に建設したので)など、それについていく大人たちも汗だくになって大変でした笑
お子さんと一緒に参加していたお父さんお母さんからもとても関心を得られ、質問攻めにあいながらも子供たちも追いかけないといけないという、まさに嬉しい悲鳴を上げた1日となりました。

レゴで作った建物が霞が関に

2024年8月7日(水)、8日(木)の二日間に開催された「こども霞が関見学デー」(*3)にて、子供たちが現実のレゴで作った建物をデジタルツイン上の霞が関に建てるという試みを実施しました。
ホロラボは国土交通省にて、PLATEAUプロジェクトの紹介コーナーの一部として、このレゴで建物を作るデジタルツイン体験ブースを提供していました。

企画の背景として、国土交通省が推進するPLATEAUプロジェクトにおいて、霞が関周辺だけPLATEAUの建物データが存在しない状態になっています。

霞が関だけPLATEAUの建物が無い様子

このぽっかりと開いた霞が関の空間に、子供たちで好きな建物や省庁を建ててみよう!というのが、この企画の発端です。

レゴのデジタルデータ化にはScaniverseという無料の3Dスキャンアプリを活用しました。
出来上がったレゴをスタッフでスキャンして3Dデータ化して、それをデジタルツインプラットフォームtorinome Web上に設置。
自分の建物がtorinome Web上の霞が関付近の好きな場所に置かれている様子を、モニター背景に一緒に写真を撮ったりなどして楽しんでいただきました。

レゴで作った建物が地図の上にレゴで子供たちのつくった建物たちレゴでデジタルツイン体験の様子
レゴでデジタルツイン体験の様子

ユニークな建物や省庁の数々

当日は実施しませんでしたが、これらのtorinome Web上に設置されたデータは、現実のその場所(つまり霞が関)に行って専用のiPadアプリで覗くだけで、実物大のARで具現化することが容易にできます。
torinome Web上でサイズを自由に変えることができるので、レゴで作った建物を人が入れる大きさにすることも自由にできますし、ARで実際にその建物の中に入ってみることもできちゃいます。

子供たちの中には霞が関を無視して、皇居にお花のお家を建てる子や、海の上に家を建てた子もいました笑
鉄道好きの子は、かつて存在していた鉄道省を東京駅前の広場に建ててみたりと、大人でもびっくりな発想や知識に驚かされ続ける1日となりました。

誰でも簡単に3Dデータを作れる!

torinomeは、3Dデータさえあればそれをtorinome Web上の地図の上に置くだけで簡単にその場所にARで具現化することができるデジタルツインプラットフォームですが、そもそもその3Dデータを持っていなかったり、作ることができない人が多いというのが利用者の一つの課題でした。
しかし今回の事例のように、誰でも簡単に作ることができるのであればその問題は一気に解消されます。

マインクラフトは現時点では歴史上世界で最も多く売れたゲームでもあり、最近の子供たちは誰もが遊んだことがあり簡単に扱うことができます。 レゴに関しては大人でも直感的に好きな形を作り上げることができる、世界中で愛されているブロック玩具です。

誰もが扱うことのできる道具で創造したものが、現実の世界へと具現化される。 とても単純なようでとても新しい体験を可能としたデジタルツインプラットフォームtorinomeの、新しい価値を発見したかのような体験の日々でした。

株式会社ホロラボは、XR技術を駆使したプロジェクトやプロダクトの創出に力を入れています。当イベントには未来のエンターテインメントを牽引する才能ある子供たちが集結し、新たなXR体験を生み出す場となるよう技術支援をいたしました。 今後も株式会社ホロラボはXRテクノロジーの進化を推進していきます。


*1: torinome(トライノーム)とは
torinomeは、XR技術を用いたデジタルツインマルチプラットフォームです。 Webアプリケーションとしてブラウザで動作するtorinome Webは、Web3Dの新しいGISです。国土交通省が推進するProject PLATEAUで整備、提供される3D都市モデルを始めとして、その他にも多様な形式のGIS、画像、動画、3Dモデルを3Dの地球儀上に重畳表示が可能です。 そしてtorinome AR(iPadアプリ)は、torinome Webの地図上に設置された3Dデータを、現実世界のその場所へ実物大サイズでARによる具現化が可能です。torinome Webの地図と現実の位置が自動でリンクするデジタルツインを実現しているため、現実世界での手動での位置合わせは不要です。

*2: PLATEAU(プラトー)とは
PLATEAUは、国土交通省が推進しているプロジェクトで、日本全国の都市を3Dモデル化し、オープンデータとして公開する取り組みです。この3D都市モデルは、都市計画や防災シミュレーション、映像制作など、さまざまな分野で活用されています。これらのデータは無償で公開されており、誰でも利用することができます。

*3: こども霞が関見学デーとは
夏休み期間中に子供たちが霞が関の各府省庁を見学し、政府の仕事や社会の仕組みを学ぶイベントです。 親子で参加でき、さまざまな体験プログラムや展示が用意されています。

展示会出展のお知らせ【Japan Mobility Show Bizweek 2024】

下記のイベント・展示会への出展を予定しています。 皆様のご参加・来場をお待ちしております!

Japan Mobility Show Bizweek 2024

  • 会期:2024年10月15日(火)~18日(金) 10:00~17:00
  • 会場:幕張メッセ(国際展示場)
  • 入場:無料(全来場者登録入場制)
  • 小間ブース位置:スタートアップブース SS-18
  • イベントURL/来場登録 はこちら↓ 

※併催「CEATEC2024」の来場登録でも本イベントに入場いただけます

www.japan-mobility-show.com

【展示内容】


詳細については下記よりお問い合わせください。

https://hololab.co.jp/#contact