ブログ@HoloLabInc

株式会社ホロラボのブログです

Build 2019でのMR関連セッション動画が公開されています

Build 2019でのセッション動画が公開されています。 全て見ると結構なボリュームですが、内容が面白いので一度見てみると良いかと思います。

HoloLens 2

MR 101: An Introduction to Mixed Reality(20 min)

HoloDevelopper Slackを作ったJesse さんのMR概要セッション

  • Jesse McCulloch

mybuild.techcommunity.microsoft.com

Intro to Building Apps for HoloLens 2 Using Unity and Mixed Reality Toolkit(60 min)

MWCでデモ登壇したJulia さんのデモと開発セッション。HoloLens 2の標準的な開発思想を知ることができます。

  • Julia Schwarz
  • Andrei Borodin

mybuild.techcommunity.microsoft.com

From the Trenches – Tips & Tricks from experienced MR developers(20 min)

開発に関するTips集です。幅広くて面白い。

  • Ricky Roesler

mybuild.techcommunity.microsoft.com

HoloLens 2 Display: The Bigger Picture (15 min)

HoloLens 2の光学系など、ハードウェアについて

  • Zulfi Alam
  • Nikola Metulev

mybuild.techcommunity.microsoft.com

HoloLens 2 + Unreal Engine 4

Intro to Building Mixed Reality Apps with Unreal Engine 4 (60 min)

Unreal Engine 4でのアプリ開発について。Blue Printを使用した開発デモも。

  • Jackson Fields
  • Chance Ivey

mybuild.techcommunity.microsoft.com

Mixed Reality and Unreal (15 min)

UE4での開発に関するショートトーク。

  • Jackson Fields
  • Ryan Vance

mybuild.techcommunity.microsoft.com

Azure サービス

Developing Mobile Augmented Reality (AR) Applications with Azure Spatial Anchors (60 min)

Azure Spatial Anchorsについて。 HoloLens , iOS, Android。

  • Paris Morgan
  • Rene Schulte

mybuild.techcommunity.microsoft.com

Azure Digital Twins + HoloLens: Powering the Next Generation of IoT(20 min)

Azure Digital Twins と Azure Spatial Anchors

  Will Guyman   Matt Vogel

mybuild.techcommunity.microsoft.com

Azure Kinect

Intro to Developing for Azure Kinect(60 min)

Azure Kinectの概要と、基本的な開発手順。

  • Erica Towle
  • Chris Edmonds

mybuild.techcommunity.microsoft.com

 

MR的 de:code 2019 聴講セッションリスト

備忘録かねて並べておきます。

まとめてみると、意外とモリモリですね。空いた時間はEXPOブースへどうぞ。

www.microsoft.com

有料チケットは売り切れとのことですが、無料のEXPO PASSはまだ登録可能です。

参加チケット - de:code (decode) 2019 | 開発者をはじめとする IT に携わるすべてのエンジニアのためのイベント

EXPO PASSではEXPOエリアへの入場ができ、EXPO オープンシアター セッション、最新テクノロジ ショーケース、体験型プログラム(HoloLens)に参加するこができます。

下記で紹介するいくつかのセッションにもEXPO オープンシアター 形式があります。

EXPO - de:code (decode) 2019 | 開発者をはじめとする IT に携わるすべてのエンジニアのためのイベント

DAY1 (5月29日)

9:30 - 12:00

KN01 基調講演

キップマンが出るので外せない。

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=KN01

Key Value
セッションタイプ 基調講演
セッションレベル レベル設定なし - どなたでも受講可

f:id:kaorun55:20190519010931p:plain

13:50 - 14:40

CM01 ここまで進化した!HoloLens 2 の全貌を徹底解説

最初のHoloLens 2セッション。まずはここから。

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=CM01&tk=CM

Key Value
セッションタイプ ブレイクアウトセッション
セッションレベル Level 200- Intermediate 初級者向け

f:id:kaorun55:20190519011314p:plain

15:10 - 16:00

CM05 HoloLens を活用した働き方改革! Dynamics 365 Guides・Remote Assist 活用手法と環境構築を解説します

Remote AssisやGuidesなどDynamics系アプリの情報を知りたい方向け。アプリ開発者もこれらのアプリの作りは参考になるのでオススメ。

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=CM05&tk=CM

Key Value
セッションタイプ ブレイクアウトセッション
セッションレベル Level 200- Intermediate 初級者向け

f:id:kaorun55:20190519011406p:plain

16:50 - 17:10

CM84 HoloLens 2 概要紹介

ここだけ時間かぶり。 HoloLens 2の概要を聞き逃したかた、EXPO PASSの方はこちら。

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=CM84&tk=CM

Key Value
セッションタイプ EXPO オープンシアター
セッションレベル Level 100- Beginner/Introductory 初学者向け

f:id:kaorun55:20190519011448p:plain

CM02 HoloLens 2 アプリ開発

時間かぶり。アプリ開発者向け。HoloLens 2アプリ開発だけでなく、事例やポーティング戦略なども入れる予定。

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=CM02&tk=CM

Key Value
セッションタイプ ブレイクアウトセッション
セッションレベル Level 300- Experienced 中級者向け

f:id:kaorun55:20190519011605p:plain

18:10 - 18:30

CM86 Dynamics 365 Mixed Reality アプリケーションの概要と活用事例のご紹介

お客さんとのやり取りが多い林さん目線でのDynamics系アプリ。ビジネス、EXPO PASSの方向け。

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=CM86&tk=CM

Key Value
セッションタイプ EXPO オープンシアター
セッションレベル レベル設定なし - どなたでも受講可

f:id:kaorun55:20190519011650p:plain

DAY2 (5月30日)

9:30 - 10:20

CM14 トヨタ自動車の Mixed Reality の取り組み

企業がどのようにHoloLensを活用しようとしているのか、ということが聞ける。ユーザー企業からは唯一。いろいろな開発事例が出てくるので開発者にもおすすめ。

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=CM14&tk=CM

Key Value
セッションタイプ ブレイクアウトセッション
セッションレベル Level 200- Intermediate 初級者向け

f:id:kaorun55:20190519011801p:plain

10:50 - 11:40

CM51 HoloLens お悩み相談室

あなたの悩み、すべて答えます。ここで解決しない悩みは、たぶんどこでも解決しないでしょう。という意気込みで臨みます。

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=CM51&tk=CM

Key Value
セッションタイプ チョークトーク
セッションレベル レベル設定なし - どなたでも受講可

f:id:kaorun55:20190519011854p:plain

13:30 - 14:20

CM03 Azure Spatial Anchors を使用した iOS ARKit アプリケーション開発入門

「Minecraft Earth」で話題のAzure Spatial Anchorsについて。

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=CM03&tk=CM

Key Value
セッションタイプ ブレイクアウトセッション
セッションレベル Level 200- Intermediate 初級者向け

f:id:kaorun55:20190519012206p:plain

15:10 - 15:30

CM85 Azure Kinect DK Overview

HoloLens 2発表時に突如復活を遂げたAzure Kinect(Kinect v4)。Kinect v2との違いを含めてお話します(実際は初心者向け設定)

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=CM85&tk=CM

Key Value
セッションタイプ EXPO オープンシアター
セッションレベル Level 300- Experienced 中級者向け

f:id:kaorun55:20190519012249p:plain

17:30 - 18:20

CM04 Azure Kinect DK 徹底解説 ~ 進化したテクノロジーとその実装 ~

Kinect Loveな人たちの場。

https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=CM04&tk=CM

Key Value
セッションタイプ ブレイクアウトセッション
セッションレベル Level 400- Advanced 上級者向け

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MR DevDaysでの HoloLens 2 および Azure Kinect の開発体験の記録と、 de:code 2019 および HoloLens ミートアップ登壇のお知らせ

2019年5月2日、3日に レドモンドのマイクロソフト本社にてMR DevDaysというイベントが開催されました。 名前の通りMRに関する開発セッションやアプリ開発体験ができます

https://docs.microsoft.com/en-us/windows/mixed-reality/mr-dev-days-sessionsdocs.microsoft.com

このイベントにホロラボから中村、岩本、加藤(ヒロム)が参加しましたのでレポートをリンクします。

HoloLens 2および Azure Kinectは体験の機会は少なからずありますが、開発体験の機会は知る限りではありませんでした。

そういう意味では非常に貴重な2日間となっています。 f:id:kaorun55:20190502112909j:plainf:id:kaorun55:20190502123451j:plain

参加レポート

加藤

www.hiromukato.com

中村

blog.kaorun55.com

blog.kaorun55.com

登壇情報

2019年5月29日(水)、30日(木)に東京で開催されるde:codeにて HoloLens 2 と Azure Kinect についての講演およびHoloLens 1での展示を行います。また、6月15日(土)に開催されるHoloLensミートアップにも登壇いたします。

前述のとおり、開発に関する情報はほぼない状態ですので、こちらも貴重な機会になります。ぜひご参加ください。

de:code 2019

概要

登壇

HoloLens 2 アプリ開発(CM02)

  • HoloLens 2 アプリの開発概要や、 HoloLens 1 との違い、HoloLens 1 アプリからの移植について解説します。
  • DAY1 ( 5 月 29 日 ) 16:30 - 17:20
  • 登壇者
    • 中村 薫
    • 加藤 広務

www.microsoft.com

HoloLens お悩み相談室(CM51)

  • HoloLens 1, 2 のアプリ開発や導入検討などについて (わかる範囲で) なんでもお答えします!
  • DAY2 ( 5 月 30 日 ) 10:50 - 11:40
  • 登壇者
    • 中村 薫
    • 岩本 義智
    • 上山 晃弘
    • 立原 慎也
    • 古田 裕介

www.microsoft.com

Azure Kinect DK Overview(CM85)

  • Azure Kinect DK の概要と用途、Kinect for Windows v2 との違いについて紹介します。
  • DAY2 ( 5 月 30 日 ) 15:10 - 15:30
  • 登壇者
    • 中村 薫

www.microsoft.com

展示

Mixed Reality スポンサーとしてmixpaceの展示も行う予定です。

www.microsoft.com

Tokyo HoloLens ミートアップ vol.15

概要

登壇

  • 加藤 広務 「HoloLens2 Development(仮)」 (45分枠)
  • 中村 薫 「Azure Kinect DK Overview」 (45分枠)

キオスクモードでHoloLensのアプリ起動を制限してRemoteAssist専用機を設定してみました

はじめに

HoloLens Commercial Suiteの機能であるキオスクモードでRemoteAssistが起動するように設定しました
設定方法はいくつかありますが今回はWindows Device Portalより行っています

電源入れてすぐにアプリケーションが起動します
bloomも無効となり、他のアプリケーションも起動できません
単一アプリケーションのみ使用したい場合には使えそうな機能です

前提

・HoloLensがCommercial Suiteであること

・Windows Device Portalが使用できるようにHoloLnesがセットアップされていること

設定

1.Windows Device Portalを開きます

2.画面左のメニューより[System]→[Kiosk mode]を選択し
 (1) [Enable Kiosk Mode]にチェック
 (2) [Startup app]から起動するアプリケーションを選択します
   ここでは[Microsoft.MicrosoftRemoteAssist_~]を選択しています
 (3) [Save]ボタンを選択します

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[Save]ボタン選択後、[Kiosk mode options saved. Changes will teke effect at the next reboot.]と表示されます

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3.画面右上の[Power]→[Restart]を選択し、HoloLnesを再起動します

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4.再起動後は選択したアプリケーションが起動します


hololens kiosk test remoteassist

Windows Device Recovery Toolを使用してHoloLensをリカバリーする

はじめに

Windows Device Recovery Toolを使用してHoloLensをリカバリーする方法を紹介します
リカバリーはHoloLensのバッテリーが40%以上充電されている必要があります

Windows Device Recovery Toolのインストール方法はこちら↓

blog.hololab.co.jp

Windows Device Recovery Toolを使用したHoloLensのインストール方法

1.Windows Device Recovery ToolがインストールされたPCとHoloLensをUSBで接続します(HoloLensは電源が入った状態)

2.Windows Device Recovery Toolを実行します

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3.[電話の選択]より[Microsoft HoloLnes]を選択します

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※[Windowsセキュリティの重要な警告]が表示された場合は[アクセスを許可する]を選択します

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4.接続されたHoloLensのバージョンとリカバリーするHoloLensのバージョンが表示されます
[ソフトウェアを再インストール]を選択します

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5.パッケージのダウンロードが開始されます

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6.「HoloLensを復元すると、アプリ、ゲーム、写真、音楽、ビデオなどのコンテンツがすべて消去され、工場出荷時の設定に戻ります。

起動すると、キャンセルしたり戻ったりすることはできません。

デバイスの復旧には最大30分かかることがありますが、終了するまで接続したままにしておく必要があります。それは回復中にあなたのPCを使用しないことをお勧めします。」(Google翻訳)
と表示されるので、問題なければ[続行]を選択します

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7.パッケージのインストールが開始されます

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8.完了すると「操作は正常に終了しました」が表示されます
[完了]を選択すると[電話の選択]画面に戻ります

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9.HoloLensの電源を入れるとセットアップが開始されます