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株式会社ホロラボのブログです

取材記事「 ソフトバンク C&Sとホロラボが狙うブルーオーシャン」が公開されました

週刊BCN 2018年8月20日号に中村の取材記事が掲載されました。

ソフトバンク S&C 遠藤さんとの対談で、先の業務提携をにもある AR CAD Cloudを中心に建設、製造業でのHoloLens活用についてお話ししました。

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記事の内容はこちらでもご覧いただけます。

www.weeklybcn.com

ホロラボにMicrosoft MVP泉本氏、津守氏が合流し、XAML Platform事業部を設立

ホロラボはWindowsデスクトップアプリケーション開発で活躍しているMicrosoft MVPの泉本優輝氏と津守優氏をメンバーとして迎え、XAML Platform 事業部を設立しました。泉本氏が事業部長に就任し、HoloLensと連携するWindowsクライアントアプリケーション開発を推進します。

Windows Mixed Reallity とクライアントアプリケーション

2017年1月にMicrosoft HoloLensが日本に上陸してから1年半が経過し、ホロラボでは実に多くのHoloLens/Mixed Realityアプリケーションの開発を実施して来ました。

一方で、Mixed Realityにより実現する様々な顧客ニーズのすべてを、スタンドアロン動作が可能なHoloLensで実現することは不可能と言えます。これまでも、稲波脊椎接骨医院様向け手術トレーニングアプリケーションなど、HoloLens外のシステムと通信し連携するアプリケーションの開発事例などが多数あり、Mixed Realityと協調動作するWindowsクライアントアプリケーション開発ニーズの高まりを感じていました。

この背景を受けて、Windowsクライアントアプリケーション開発で独自の実績を持つMicrosoft MVP泉本氏、津守氏という優れたチームをホロラボに迎え入れ、クライアントアプリケーション部門「XAML Platform事業部」を設立します。

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ホロラボXAML Platform事業部、Microsoft MVP泉本氏(写真左)と津守氏(写真右)

同事業部設立により、HoloLensと連携するWindowsデスクトップアプリなどの開発がより高度に可能となり、ユーザーの現行業務へMixed Reality技術を取り込んだソリューションが提案できます。泉本氏が事業部長に就任し、活動をリードします。

HoloLens/Mixed Realityを今まで主流だったPoCレベルのプロジェクトから、本格的な業務システム導入の実現へ向けて、ホロラボは体制を整えて挑戦します。

泉本優輝氏プロフィール

泉本優輝(Yuki Izumoto) 1988年生まれ。関西大学総合情報学部卒業。デザイナーであり、エンジニアであり、経営者でもある。

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学生時代にはフィジカルコンピューティングやメディアアートの研究を行い、並行して株式会社ソフトディバイスや株式会社フェンリルにてエンジニアとして従事しながらデザインやUI/UXについて学ぶ。また自身も高校時代に参加していた文科省ICTスクールにて3Dコンテンツ開発の講師を行う。大学卒業後には株式会社インターネットイニシアティブにて約1年間ネットワークに従事したのち、フリーランスとして独立。

その後、合同会社 silkyfeelを設立し、津守優(下記紹介)を迎え、UI/UXデザインを組み込んだアプリケーション受託開発を行う。2018年4月に法人としてのsilkyfeelを解散。現在はフリーランスギルドとしてのsilkyfeelへ組織変更し、この度ホロラボへの業務参画となる。

代表的な開発業務として、株式会社マウスコンピューターと乃木坂46のコラボレーションアプリ「乃木マウスギャラリー」がある。

また、2012年から現在までMicrosoft MVPを受賞しており、メンバー1800人を超えるコミュニティHoloMagiciansの設立者でもある。

津守優氏プロフィール

津守優 (Yutaka Tsumori) 1987年生まれ。Microsoft MVP。

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大阪電気通信大学大学院卒業。大学院卒業後、株式会社富士通コンピュータテクノロジーズでAndroid開発に約6年間従事する。その後、合同会社 silkyfeelへ合流し、今回ホロラボへの業務参画となった。

在籍するMicrosoft MVPが合計10名に

泉本氏、津守氏の両名ともにMicrosoft MVPアワードの暦年受賞者で、CEO中村を筆頭にホロラボに在籍するメンバーのうち実に10名がMicrosoft MVP for Windows Developmentの受賞者です。 Microsoft MVPは個人に贈られるAwardである一方で、ホロラボは企業としても昨年11月にMicrosoft Mixed Reality Partner Program認定を取得しており、個人・組織共に、先鋭的な技術者集団となったと言えます。

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ホロラボは個人・組織の技術力を結集して、Mixed Realityの業務活用をお客様に提案し、新しいコンピューティングの実現を推し進めます。

prtimes.jp

コミックマーケット94におけるブース案内MRアプリ実証実験を振り返って

ホロラボの初音です。
ホロラボ有志による2018/08/10~12の3日間に東京ビックサイトで開催されたコミックマーケット(通称、コミケ)で行ったHoloLensを使ったブース案内MRアプリの実証実験についてご紹介します。

はじめに

そもそもなぜコミケで行ったかというご質問をいただくのですが、そもそもということであれば、サークルドットエムエスさんが提供しているWebカタログAPIを使ったアプリを数年前から作成していたというのがそもそもの発端となります。

まあ、好きだからコミケに参加していて、好きだからそこで便利に使えるアプリがつくりたくて、同じくコミケが好きなデコシさんアキヒロさんかみながさんに手伝ってもらってということです。

最初にして最大の難関

今回のアプリを作成するにあたり最大の難関はサークルスペースの物理的な相対位置をどう求めるかでした。

サークルスペースのだいたいの配置は、コミケWebカタログに掲載されていますし、サークル情報もWebカタログAPIで取得ができます。1サークルに割り当てらえる机のサイズも(横180cm x 奥行45cm x 高さ70cmを横に2分割して2サークルで利用)分かります。

しかし、机と机がくっついているところはいいのですが、いわゆる誕生日席や島と島の間などの情報はどこにもありません。

そこで、コミックマーケット準備会さんに許可いただいて前日搬入日に計測しました。

コミケの机の配置は素晴らしく規則的で、また、机配置の目印として張ってある床のマークの位置も非常に正確でした。実測をしながら、これは、かなり良い感じに表示ができるのではないかいう予感がしました。

とはいえ、全館すべてを計測するのには時間もありませんでしたので、1日目に技術系サークルが配置される西1フロアの机の位置の計測のみとし、アプリ自体も西1の対応としました。

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初期バージョンの完成

搬入日(0日目)に実測も終わり、帰宅したら楽しいプログラミングの時間です。
今回の実装はあきひろさんが担当しているのでVSTS(要はgithubみたいなの)でコード共有しブランチとマージとかしながら作り上げていきます。

翌日の1日目に実際にサークルさんが入った状態で(サークルさんに撮影許可をいただいて)撮影したのがこの写真となります。

https://pbs.twimg.com/media/DkMum-RU4AAIDpa.jpg

このときはまだ開場前でしたので一般参加者の方はホールにはいなかったためか非常に快適な動作をしてくれました。何か所か机の位置が違っている部分がありましたので、実測して仮想空間での配置を変えるなど、会場前の時間帯も慌ただしく過ぎていきました。

10時になり一般参加者の入場が始まるとみるみる通行量が増えていきますが、その状態でも起動位置から目の前にサークルさんの机の位置を合わせてしまえば、あとは仮想側のサークル情報が近隣の物理側のサークルスペースの上に張り付いてくれるので非常に便利。意図的に20mしかサークル情報を表示せず、それ以上は島番号(「は」とか「ひ」とか)のみという表示も非常にわかりやすい。

今回、少しでも多くの実証実験データを得るために、知り合いでHoloLens持っている人にも協力してもらって、現地でインストールしてその場で検証してもらうというフローを回しました。個体差もあるけれど、こうすれば3日間で多くの実験ができますからね。持参いただいたみなさんありがとうございます。

実際にお持ちいただいたのは、のべで1日目4台、2日目2台、3日目6台の合計12台。これにこちら側の台数が加わった感じで主に西「て」、「と」、「な」あたりで検証しました。当日、そのあたりに配置されたサークルさんは、HoloLensかけて動き回る不審な人を目撃されたかと思います。お騒がせしまいた。

問題点の明確化

さて、基本的な動作は良いとしても、同時に様々な問題も明確化してきます。

1つは西2から西1に移動すると位置がずれてしまう件。これはこの2つの間の距離をきちんと測れていなかったのが原因です。

そのほかにも、事前にHoloLensでホール自体のスキャンを行っておかないと、L字型の角を曲がると場所をロストしてしまうなど、実際に目線以上の高さに何も構造物がないという独特の広い室内で実証実験してみないとわからない点がいろいろ浮き彫りになりました。これらについては随時解決策を現地で入れてみて再度確認するなどを行っています。

2日目(操作方法の実証実験)

2日目は位置合わせの操作方法を別方式にする検証を行いました。

1日目は上下左右はドラッグ、方向合わせはホールドとしましたが、2日目以降は上下左右と方向もドラッグでできるようにしました。
個人的には1度で操作できる2日目以降の操作よりも、ホールドで方向がきっちりあわせられる1日目の操作感の方がなんか照準あわせるみたいで気持ちよかったですね。

3日目(サークル位置表示機能の実証実験)

3日目には、2パターンのサークル位置表示機能を実装して、それぞれ現地調整とかデバッグを行いました。やはりどういった形であれナビゲーション機能があると更に利便性が向上しますね。

3日目、予期せぬ難敵との邂逅

このように3日かけて成熟度が増しましたが、さすがに3日目は戦場といわれるだけあって、それまでに露呈しなかった問題点も見つかりました。しかも根が深いやつが。

まずは、ドラッグで位置合わせできるようにしていたのですが、通行する人の指先に反応してしまって、いつの間にかずれてしまうという現象が発生することがありました。やはり、メニュー形式などにして意図的に操作モードに入らないと操作できないようにするのも重要ですね。

次に、3日目の東ホールはすさまじい賑わいでしたので、人で床が見えない=HoloLensが床を見失ってしまうという現象も経験しました。人大杉というやつですね。こちらの解決策は今後の課題になります。

以上のように机上や他のイベントなどでは得られない多くの知見と、また、HoloLensにご興味を持っていただいた多くの方と接することができた大変有意義な実験となりました。

実証実験を終えての雑感

写真を撮らせていただくことのご挨拶がてらサークル参加者の方にもかぶっていただくと、最初、何が表示されているか分からず「サークル情報でていませんか?見渡してみてください」というと初めて驚きの声と「これ欲しい」と言っていただけるのが印象的でした。

最も印象的だったのは、体験していただいた方がHoloLensを外した直後に「うわ、私の目、情報量なさすぎ」との発言されていたのがすごく印象的でした。

■コミックマーケットとは(https://www.comiket.co.jp/info-a/WhatIsJpn201401.pdfより抜粋)

マンガ・アニメ・ゲームその他周辺ジャンルの自費出版(同人誌)の展示即売会であり、夏と冬にそれぞれ3日間開催されています。夏と冬の開催については東京ビックサイトでの開催が続いています。主催はコミックマーケット準備会となります。

■サークルドットエムエスとは

コミケでは参加サークルの情報を「コミックマーケットカタログ」という1400ページにもなる冊子として販売しています。サークルドットエムエスは、このカタログの版下作成、出展サークルの申込システム、サークル当落検索システムなどを委託されている会社です。

■WebカタログAPIとは

一般参加者はコミックマーケットカタログをみて来場時の注意事項やお目あえてのサークルの場所を確認し、当日は、サークル番号を頼りにサークルスペースを巡回するということになります。家電話中心時代の分厚い電話帳のようなサイズ感のため、1日目、2日目、3日目の塊でサークル情報掲載ページを切り出して自前で小冊子にしてコミケに参戦していたものでした。
最近ではこのカタログのDVD-ROM版もあり、また、WEB版であるコミケWebカタログが登場してお気に入りのスペースをマークすると地図と一緒にお気に入りサークル一覧が印字できるなど非常に利便性が向上していてITってすごいなーとその恩恵に涙したものです。 https://webcatalog.circle.ms/ サークルドットエムエスが提供するWebカタログAPIとは、このコミケWebカタログの情報を取得できるAPIで、開発者登録することで誰でもが自由に利用することができるAPIです。

■ブース案内MRアプリとは

今回作成したブース案内MRアプリは、WebカタログAPIから取得したスペース番号、サークル名、概要をそれぞれのサークルスペースの上に表示するアプリです。 また、今後の機能としてお気に入りに登録したサークルの場所表示やそこまでのルート表示などの実験の現地で実施しました。

■今後の展開

  1. 今回は搬入日に実測ということでしたので机の配置のみを仮想空間に行いましたが、ホールの壁などもきちんと配置し、また、起動位置での位置合わせだけではなく、ホール自体にある排煙装置のマークや非常口マークなど適切な印をマーカーにして、マーカー合わせによる位置合わせ機能なども実装していきたいと考えています。そのためには、ホールの図面を入手するなどいくつか超えなくてはいけないハードルがありますが、これが実現できればコミケ以外のビックサイトでの展示会でも同様なことができると考えます。
  2. 人が多すぎてHoloLensが床を認識できなくなるということがありました。こちらについても対策を検討・実験していきます。
  3. 多数の人が行きかうときのUI/UXについて対策を検討・実験していきます。
  4. コミケットWebカタログへの個人ログインを実装し、お気に入りサークルの取得、そこへのルート案内などの実装を検討・実験していきます。

今回は、最小限の機能での実装でしたが「これが欲しかった」とのお声をたくさんいただくことができ、アプリの方向性としては正しかったという実感を得ました。
次回以降、もっと実用的で「この機能が欲しかった」と言っていただけるようにしていきたいと思います。

最後に、ご協力していただいたすべての参加者の方に心から御礼申し上げます。
これからも本アプリともどもよろしくお願いいたします。

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7/14 (土) 花園中学高等学校 OCEAN Kids イベント ブース展示 報告レポート

先日ご紹介した花園中学高等学校 OCEAN Kids イベント ブース展示の当日の様子を報告します。

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ホロラボは、HoloLens を使用して京都らしくバーチャルのお茶室が体験できる HoloLens アプリ MR茶室 を展示しました。

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花園学園の生徒の皆さんの積極的な呼び込みもあり、数多くのご家族に体験いただきました。畳しかない場所に茶室が現れることに驚きつつ、茶室に入ることが出来るので、不思議そうな感じと楽しそうな感じが混ざっているような様子で体験されていました。

MR茶室の入口(躙り口)は、実際の茶室と同じように狭くCGで再現していますが、きちんと頭を下げて部屋に入る体験者が多く、また和室に居ることで姿勢がよくなる方もいて、バーチャルであってもリアルな感覚を体験出来ているようでした。また、中には茶室の壁や柱に触ろうとしたり床の間の段差に上ろうとする方もいて (行儀はあまりよくありませんが笑) 、リアルには触ることが出来ないことをとても不思議そうにしていました。

バーチャルな 3D モデルの中に入ってリアルな空間を感じることが出来る「MR茶室」は他の HoloLens の体験と異なる特徴を持ったコンテンツです。

MR茶室体験の紹介動画はこちらをご覧ください。お茶室が再現されているだけではなく、ちゃんと現実世界の茶道の先生や掛け軸は見えている中でお茶を飲むことができます。茶室の間取りは、一般的に4畳半程度ですし、茶室の入り口 (躙り口) は高さ2尺2寸(約66センチ)を再現しています。HoloLens で体験できる日本の文化です。

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ソフトバンク コマース&サービス、MCJ、ホロラボがAR/VR/MR分野で業務提携

ソフトバンク コマース&サービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:溝口 泰雄、以下「ソフトバンクC&S」)と株式会社MCJ(本社:埼玉県春日部市、代表取締役会長:髙島 勇二、以下「MCJ」)、株式会社ホロラボ(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:中村 薫、以下「ホロラボ」)は、このたびAR(拡張現実)/VR(仮想現実)/MR(複合現実)の各分野における業務提携に合意しましたのでお知らせします。 f:id:kaorun55:20180815111759j:plain

設計・製造・建設現場での3Dデータの活用が広がる中、ソフトバンクC&Sとホロラボは3D CAD(Computer Aided Design)/BIM(Building Information Modeling)データを、マイクロソフトが提供する「Microsoft HoloLens」や「Windows Mixed Reality デバイス」(以下「MRデバイス」)などで活用できるように、クラウド経由で自動変換するソリューション「AR CAD Cloud」の共同開発を進めてきました。両社は今回の提携により、主に土木・製造・建設業界に向けた販売体制を整え、デバイスやソリューション、周辺サービスの導入提案を促進するとともに、導入に当たって技術的なサポートやアドバイスを行います。

ソフトバンクC&SとMCJは、それぞれホロラボと資本提携することにより、ホロラボのソリューション開発を資金面で支援します。

また、MCJとホロラボは、それぞれハードウエアとAR/VR/MR分野におけるノウハウを、今後の両社の事業展開に相互利用していきます。そのほか、MCJは、ホロラボにハイスペックなパソコンなどの製品提供を行い、ホロラボの開発環境の向上を支援します。

「AR CAD Cloud」について

「AR CAD Cloud」は、マイクロソフトが提供する「Microsoft Azure」をベースにしたクラウドソリューションで、3D CAD/BIMデータをMRデバイスなどに向けて自動変換し、これまで2Dの図面で行っていた確認作業を原寸大の3Dモデルで行えます。そのため、作業工数の削減や、より具体的な説明などが可能になります。 f:id:kaorun55:20180815111810j:plain

・「AR CAD Cloud」に、3D CADデータやBIMデータをアップロードすると、MRデバイスなどに向けてデータを自動変換します。 ・「AR CAD Cloud」がデータを自動変換するので、AR/VR/MR開発ツールのスキルを習得することなくAR/VR/MRを活用できます。 ・オートデスク株式会社のCAD/BIMソフトウエアで活用できる各種データ形式、中間ファイル形式などの主要なファイル形式に対応します。(一部対象外あり) ・クラウドストレージを活用することで、遠隔ロケーションでも最小限の機材でいつでもAR/VR/MRビューイングが可能です。

ソリューションの詳細

「AR CAD Cloud」の詳細は、ソフトバンクC&Sのウェブサイト(https://biz.cas.softbank.jp/industry/construction/ar_cad_cloud/)をご覧ください。

「AR CAD Cloud」体験イベント

2018年8月31日(金)に開催される「Autodesk University Japan 2018」で、「AR CAD Cloud」を体験していただくことができます。 「Autodesk University Japan 2018」の詳細は、こちら(https://autodeskuniversity.eventcloudmix.com/)をご覧ください。

エンドースメント

今回の業務提携に当たり、日本マイクロソフト株式会社、オートデスク株式会社、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社より、下記のコメントを頂戴しています。(順不同)

日本マイクロソフト株式会社

業務執行役員 Microsoft 365 ビジネス本部 本部長 三上 智子さま 日本マイクロソフトは、ソフトバンク コマース&サービス株式会社、株式会社MCJ、株式会社ホロラボの業務提携を大変うれしく思います。「Microsoft Azure」と「Microsoft HoloLens」を活用した「AR CAD Cloud」を通じて、3D CADデータやBIMデータが利用されている現場でMixed Realityの活用が広がり、デジタルトランスフォーメーションの推進につながるものと期待しています。

オートデスク株式会社

チャネルセールス営業本部長 麦田 興次さま 土木・製造・建設分野の設計段階で作成される3D CAD/BIMデータは、企画検討から詳細設計、検証、関係者の合意、メンテナンス、広告宣伝まで幅広い業務で利用されています。今回提供される「AR CAD Cloud」により、Mixed Reality がより身近な技術になることが期待されています。そうすれば3D CAD/BIMデータを活用する場面も広がりますので、さまざまな業務の自動化が可能になるでしょう。

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社

代表執行役会長 豊田 信夫さま 「AR CAD Cloud」の基幹技術には Unity が採用されており、当社のソリューションが貢献できることをうれしく思います。設計製造や建設現場で 3D CAD/BIM データの活用や Mixed Reality に対する需要が非常に高まっており、「AR CAD Cloud」はこうした需要を満たしてくれると感じています。今回発表された3社の業務提携に当社も大いに期待しています。

ソフトバンク コマース&サービス株式会社について

ソフトバンク コマース&サービス株式会社は、ソフトバンクの創業事業である個人および法人向けIT関連商品の流通事業をはじめ、グループの通信事業などとのシナジーを生かした、モバイルアクセサリー「SoftBank SELECTION」の製造販売、法人向けにモバイルや固定回線などの通信インフラとIT商材を組み合わせたICTソリューションの提供、多様なモバイルデバイスで利用できるWebサービス、購買支援事業など、ICT関連の商品やサービスを幅広く提供しています。詳細は、こちら(https://cas.softbank.jp)をご覧ください。

株式会社MCJについて

株式会社MCJは、「mouse」をメインブランドとするBTO(受注生産)、完成品パソコンの企画・製造・販売および「iiyama」ブランドモニターの欧州販売、日本国内店舗における、ITデバイス関連サポート・サービスを展開するとともに、パソコン周辺機器の代理店販売や卸売り、アフターサービスなどのバリューチェーンを備え持つ総合ITグループです。 今後の取り扱い製品の拡充とともに、その先にある顧客ニーズを捉えてマルチサービスを実現するために、VB投資や事業提携、M&Aなどにも積極的に取り組んでいます。詳細は、こちら(http://www.mcj.jp)をご覧ください。

株式会社ホロラボについて

株式会社ホロラボは、2017年1月18日(Microsoft HoloLens日本上陸の日)に設立された研究開発型の企業です。Windows Mixed Realityに代表される最新技術をいち早く使いこなし、より多くの人たちが体験できるよう、調査研究、システム・アプリケーション開発、啓蒙活動を行っています。2017年11月8日、Microsoft Mixed Realityパートナープログラム認定を取得しました。詳細は、こちら(http://hololab.co.jp)をご覧ください。

  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
  • その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名などは、各社の登録商標または商標です。